KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

山桜

2014年04月10日 | お散歩写真
天気 晴

ソメイヨシノは大分散ってしまい、どこへ行っても飛花落花。
家の前の八重桜があっというまに咲いて、木々も一日で新緑の色を増していく。


公園の南側には山桜系の木が何本かある。そのうち2本が隣り合っていて、1本はもう散り始めていた。








TVで吉野の千本桜の映像を見て、ああ行きたい、と思った。いつかは行けるだろう、と思って果たせなかった場所。
昔から「桜」といえば本当は山桜のことだったのだ。それが、江戸末期だろうか、江戸の染井村で作られたソメイヨシノが、あっというまに桜の主流になってしまった。それも悪いことではないけれど、ソメイヨシノが散ると「今年の桜はもうお終い」と言うのはおかしなこと。
まだまだ、東京にも桜は咲いている。
本当のところ、私は、ソメイヨシノの咲いている風景は好きでも、桜の花は山桜の方が好きだ。子供のころ、丘の菜の花の畑の中に立っていた真白な山桜が忘れられない。

落花しきり薬師如来へ祈る間も  KUMI
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耳鼻咽喉科へ・・

2014年04月09日 | 病気のこと
天気 晴

月に一回の内科通院の日、今日はその前に内科と同じビルにある耳鼻咽喉科へ行った。耳鼻科なんて20年近く行っていない。通院先をこれ以上増やしたくないが・・
実は、花粉症の症状から、軽い副鼻腔炎になってしまったらしい。半月ほど前から右の目のまわりや額が痛む。私の花粉症の症状は眼に顕著なので、クシャミが一日に何回か出るくらいは問題にしていなかった。
ひどく痛む訳ではないが、ネットで調べたら症状がすすむと蓄膿症などになってしまう、とあったので意を決して行くことにした。
この耳鼻科、すごく混雑すると聞いていたので、本を持参、1時間半は待つと思ったら40分くらいで済んだ。結果は、思ったとおり。ただ、とくにひどい状態ではない、ということで薬で1週間ほど様子を見ましょう、ということになった。・・ということは、また来週行かねばならない。あ~あ、である。

ところで、初診の問診票を書いていたら、最後のところに「体重」とある。何で耳鼻科で体重?と思ったら理由があとでわかった。
副作用が胃腸にくるのが怖いので私は内科の薬以外はあまり飲まない。今日処方された薬、副作用は殆どなく、ドクターが言うには「体が小さいので、分量は普通の大人の半分にしました」とのこと。なるほど、子供並の体重の私に、60㎏以上ある大人と同じ分量は多いはず。
軽量で得をすることもあるのだ。

花屑の蹴らるるばかり交差点  KUMI
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古利根川・再び

2014年04月08日 | お散歩写真
天気 晴

ようやく春のおだやかな日がやってきた。もう少し桜が見たい、と思い、今日は春日部市の古利根川まで。JRと東武線に乗りついで我が家から1時間ほどだから、都心へ行くのと変わらない。
実はこの地、一昨年の吟行句会で行っている。7月末の猛暑日で、その数日前に原因不明のひどい霍乱を起こし、まだ普通食も摂れない状態で参加した。
で、句会場へ着くころには体力消耗してしまい、熱中症で倒れる寸前になった。
ということで古利根川にはあまり良い印象がない。が、桜はきれい、とネットで見ていたので、その悪い印象を払拭しなくては・・と、再びの訪問になった。




満開時だったらもっと素晴らしい風景だったかもしれない。
それでも、ゆたかな流れに沿って咲く並木は、ほっとする風景だった。人も少なくてゆったりと歩けた。
これで、古利根川の印象は「桜並木のみごとな場所」ということになった。

花人の釣果を覗き見てをりぬ  KUMI
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椿

2014年04月07日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

ようやく天気も落ち着いてほっとした。気温は上がったものの、昨日の冷たい空気が残っているのか風が寒い。

桜の季節に重なるので、椿が咲いていてもあまり気にとめない人が多いような気がする。我が家の周り、椿が案外多くて、窓から見える正面には大きな紅椿の木が。
裏には写真のような絞りの大きな花を咲かせる木がある。長く楽しめるので、外出するときに必ず眺めて過ぎる。

皇居・乾門の一般開放が今の東京の大きな話題になっている。天皇の80歳の記念に5日間だけ通り抜けで解放しているのだそうだ。TVの報道ではもの凄い人たちが列をなしている。昨日も一昨日も寒かったから、2、3時間待ち、という人たち、なんと忍耐強いことか。
ネットの友達の写真を見て、私は行った気分だけお裾分けをいただいた。都心近くに住む元気な人なので、朝早く行き、45分待ちくらいで入れたそうだ。
早起きも列に並ぶのも人混みも苦手、という根性なしなので、私は行かない。
ひたすら、こんなに大勢の人たちが集まっていることにびっくりするばかりだ。

明日は、静かなところへ桜を見に行こう。

活き活きと雨に濡れたる落椿  KUMI
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国立の桜

2014年04月06日 | お散歩写真
天気 晴れたり曇ったり一時雷雨

不安定な天気続きの上,昨日よりも寒くなって2月下旬の気温、という。
昭和記念公園の桜が今日あたりは見ごろ・・ということで、若い人たちと花見の予定をしていたが中止。そのかわり、隣り町の国立の大学通りの桜を歩いて眺め、家に帰って花見の宴、ということにした。
駅から歩き始めたら雨が降り出した。雷鳴が聞こえてきて、風雨に並木の桜がどっと吹雪いて、それこそ「花吹雪で目の前が真っ白」状態になった。凄い凄い。雨と花吹雪、というのも悪くない、と思った。
ともかく寒いので、歩を緩めることも出来ない。手袋を持たないのを後悔したくらいだ。

上の写真は国立高校前の歩道橋から。本降りの雨の中。



そこから駅の方へ折り返したら、だんだん青空が見え始めた。


一橋大学のあたりの枝垂桜がみごと。









家に帰ったら暖かくてほっとした。
寒さのおかげで、わが家の前の桜はまだ七分くらいは散らずに済んでいる。

花冷や蕎麦屋に客の列をなし  KUMI
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