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KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

吟行句会・生田緑地

2017年01月25日 | 俳句
天気 晴

今日も朝は-3℃、という寒さ。ただ、風はあまり吹かないらしいという予報が嬉しかった。
ともかく寒い時は雪国仕様の着ぶくれ状態で、暖かい雪靴を履いて出かけるに限る。無論、ホカロンを腰に貼り、準備万端。

緑地内の梅林も咲き始めていて、多分そちらへ行く人たちが多いとは思いつつ、梅林までの坂道がきついので諦めた。(めえちゃん入れてから、坂道が苦手)
いつものように民家園に入ってあちこちの縁側で日向ぼっこしながら句帳を開く。早咲きの梅が咲いている家もあった。




古民家のあちらこちらで煙が上がっていて、虫喰いから建物を守るために囲炉裏に火を入れているのだ。そんな中、土間で榾を燃している家があった。


スマホの何と優秀なこと。火の粉まで写っていてびっくりだ。

なかなか俳句モードにならず時間が過ぎ、この火を見て「やる気」が出て・・
昼食は外で食べるような気候でもないし、と、弁当は持参しなかったから、緑地のいちばん奥にある岡本太郎美術館のカフェで食べながらゆっくりと句を仕上げることにした。午後1時までに句会場へ行けば良い。
と思いつつ食べていて、ふっと思い出した。今日の句会場は民家園内のいちばん奥にある施設で、そこは借りる時間が短いので、確か午後1時出句締切になっていた。もう12時30分だ。慌てて食事も句作も中断した。もっと早く思い出しなさい!!
坂道と階段を喘ぎながら登り、会場へ着いたら、もうみんな席についていて、投句を終わった人も居て。何をするのもスローになってしまった私は、ひたすら慌てて短冊を書き・・何とも忙しかった。
来月も同じ場所なのだ。今度は弁当と余裕を持って句作しよう。
あちこちで聞いた「笹鳴き」の句が未完成のままで終わったのが悔しい。

榾木焚く火の粉火の色火の匂ひ  KUMI
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寒さ極まる

2017年01月24日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

朝の富士山。カメラを出している間に、この「マンションの火事のような」朝焼けが消えてしまいそうなので、パジャマのままスマホでパチリ。この角度でマンションに日の当たるのは、ほんの2日くらいだ。ベランダは寒くて寒くて震えたのかピントが富士山に合っていない。

寒波が居座り、列島のあちこちで大雪大騒ぎ。こちらは、ひたすら寒い風が吹き、毎朝マイナス気温が続いている。天気予報で「東京の最低気温は・・」と言われたって、それは気象庁のある大手町のことでしょ?と言い返したくなる。こちら多摩の平野部は、それよりも2.3℃は低いのだから。外の水は凍りついている。
とはいえ、大雪やもっと寒い地のことを思えばポカポカ陽気なのかもしれない。
最近、家の前から駅へ向かう通りの空が広くなったと思ったら、街路樹の枝伐りをしたからだった。


昨日は、お雛さまを買いにいったりで一日自分のことに使い、今日は、姉関連の用で午前は出かけることなってしまい。街も寒い寒い。
スキーをしていた一昨年までは、寒さもあまり苦にならなかったけれど、やっぱりこれが「老化」ということなのだと、つくづく。

列島を冬将軍に占拠さる  KUMI
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トラ

2017年01月22日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

午後、買い物の帰路のマンションの入り口で「トラ」に出逢った。トラ、は私が勝手につけた名前。
棲みついているノラで、いつもは私を見ると逃げるように尻尾を巻いて行ってしまう。今日は、なぜかニャァニャァと私の前に出てきた。重たい買い物袋を肩にしたまま、慌ててスマホを出して、写真を。写真を撮らせてくれるなんて珍しい。
よく見ると、ノラにしては綺麗な毛並み、でも、距離を縮めることはないのでノラに違いない。トラの見ているのは、道路を行く人たち。


どうしたのだろう?今日に限って人に近づくなんて。
・・と思って帰宅して、解った。空腹のトラには、私が何かエサをくれると思ったのだろう。買い物袋には魚が入っていて、匂ったのかもしれない。どうも誰か、内緒でエサを与える人が居るらしく。マンションの人はエサを与えないけれど、通りかかる人で与える人が居るのだ。

10年以上前「トラちゃん」というハンドルネームのネット友が居た。どこで知り合ったのか思い出さないけれど、当時私の開いていたHPをよく見てくれていて、彼女のHPにもよく訪れて、仲良くなった。トラちゃん、の名の由来は、庭に来るノラ猫からつけたのだという。
同年代で同じ多摩地域に住んでいたので、花情報を知らせ合ったり、料理情報を交わしたり。私ががん治療をしていたときは、随分と励まして貰った。

5年くらい前だったか突然、彼女のHPに、息子さんの名前で「母は亡くなりました」とあってびっくりした。
病名は書いていなかったけれど、本当に短期間病んだだけだったようだ。カメラ散歩にご一緒しましょう、という約束は果たせなかった。

トラは、彼女の生き替わりかしらん? 彼女がHPに載せていたトラ猫によく似ている。

猫の尾の人恋ふ動き寒日和  KUMI
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句会・大久保

2017年01月21日 | 俳句
天気 晴

写真は、今日には関係ありません。何もないので、今年見に行きそこなっている臘梅の花を。

スマホの写真も撮り損なった理由は・・
午後は大久保の俳句会館での句会、寒風は吹き荒れていても気分の良いくらいの冬晴に出かけたら、中央線が来ない。電車到着時刻はとうに過ぎているのに。延々待たされた理由は、大風で線路の架線に大きなビニールが引っかかり、それを取り外しているからだという。20分以上も待たされた?次の電車はいつ来るか解らないと放送されたので、満員の電車に無理矢理乗り込んだ。その満員の電車に、次の駅からも次の駅からも人が乗ってきて・・
ということで、大久保の予定より遅れて到着、慌てて昼食をとって会場へ。疲れた。

私自身の句は今ひとつ、の評価で終わったけれど、色々と勉強になった。
今日の収穫の一つに「心荒ぶ」の読み方が解ったこと。結社誌に載った句を読む勉強もしているが、その中で解らない字や疑問のあったものを教え合う。この字を使った句があって、出席者8名、全員が解らなかった。事前に辞書で調べれば良いことではある。でも、そういう人も居なかったということで。
さて、読み方は、「うらさぶ」 私には想像もつかない字だった。

吟行句会とは違い、人事句のあるのも楽しい。
昨日が大寒、今日が久女忌、きっちりとそれを詠んだ句に感心しきり。やはり、もっと句をたくさん作らねば。

吹き荒るる風にマフラー巻きなほす  KUMI
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大寒

2017年01月20日 | 暮らしのつぶやき
天気 曇

まさに大寒、ちょっと郵便局へ行っただけで冷え切ってしまった。
家の裏の梅がほつほつと咲き始めていた。しばらく公園へ行っていないけれど、大木の寒紅梅がもうみごとに咲いているとのことだ。

昨日、今年初めて姉のマンションへ行き、年賀状が来ていたりで「事務処理」のお仕事がまた増える。今日はもう覚悟して家に籠り、明日の句会の準備をしたり。
廊下へ出ると寒いので居間から出られない。暖かいと言われるマンション住まいでも私には寒いと思う日もある。一戸建ての古い家には住めないだろうと思ったりする。
子供の頃の、隙間風だらけのあばら家のことを思い出す。そういえば、いつも「しもやけ」に悩まされていたっけ・・

手の甲の皺を見てゐる雪もよひ   KUMI
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