ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

新潟県阿賀町、極楽寺の大桂です!!

2015-04-25 22:31:11 | 巨樹・大木
極楽寺本堂の北側、駐車スペースと墓地との間

野中櫻の直ぐ西側にあります


桂の木です

根本には石塔が並びます

北側からの桂です

説明版です
     真言宗「極楽寺」と高木「桂」の由来
       当寺は元。太子宗小川庄四十八寺の本寺たりと唯し開基不詳、然るに中興は延徳元巳酉年(西暦
      1489年)三月十三下野国(栃木県・・)から宥善という沙門移住して絶えると継。以来荘厳宗
      を経て真言宗を奉じ今日に至る
       墓地所在の高木「桂」は中興の祖宥善大阿闍梨お手植えと伝承され極楽寺三百年に余す。
      因みに「桂」
       1、かつら科の落葉高木。日本特産。葉は円形で対生 早春に幣し花びらない紅の花をつける。
       2、私共は八月十日頃、好天を選び葉を頂き一日乾し夕刻転焼したら手揉で粉して「香」を作り
        仏さんに奉じます、香りは最高、当地では「桂」を「香の木」と呼び大切にしています。
                平成十匕年四月建立
右側には、日本樹木医会の健康優良樹のプレートもありました

では、津川の町へ行きます
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新潟県阿賀町、極楽寺の中野サクラ(国指定天然記念物)です!!

2015-04-25 21:49:23 | 
野中桜は、国指定天然記念物の珍しい桜です

津川から御神楽岳への登り口への県道を進みます

道路沿いには案内板がありますので見落とさないように

県道から左へ入った所にありました

極楽寺本堂です、入口の柵の中にサクラはありました



野中桜です

満開を過ぎて、散りはじめを迎えていました

大きな花びらが特徴です


説明版です
    国指定天然記念物
      極楽寺の野中ザクラ
                昭和2年4月8日指定
   極楽寺の野中ザクラはベニヤマザクラの珍しい一変形で、優雅な濃紅大輪の花は早春の境内を彩る。
   現在、主幹は枯れてその周から数本の樹幹が並立している。樹皮は暗灰色で横皮目の文様がある。
   花序の長さは5センチメートルに達し、花序ごとに2~3の花をもっている。花は径約5センチメー
   トル、花弁は円く、野生のベニヤマザクラの天然変形として植物学上貴重である。
                              文  化   庁
                              阿賀町教育委員会


大きな記念碑があります
    国指定 天然記念物
     「極楽寺の野中櫻」
     指定 昭和2年4月8日  内務大臣指定
     所在 新潟県東蒲原群上川村大字両郷字名野中 極楽寺境内
     指定物件  櫻樹一株

    大正7年から内務省担当官に野中櫻の標本を送り続けた阿部儀作氏、植物学者牧野富太郎博士の助力を得て
   内務大臣指定に尽力した伊藤粂次郎翁等先達の努力が実り、昭和2年に天然記念物に指定された。
    大正11年内務省発行「天然記念物及名勝調査報告植物乃部七輡」に、「本樹は紅山櫻にして花序全長一寸
   六分に達し、毎花序二、三花を着く。花弁円形、花径二寸、一様濃紅極めて美麗なり。・・・野中櫻は此地方
   の山中に野生せる紅山櫻の天然変形に属し、花弁の甚大なるを特徴とす。野生の紅山櫻には花部の種々に変化
   させるものあれども、未だ野中櫻に於ける如き花形の大なるものあるを見ず。紅山櫻の珍稀なる変形なれば天
   然記念物として指定せられんことを希望す。」と、担当官の三好博士が報告している。
    当時から「野中櫻」の見事さが類を見ないものである事が記されている。

    近年、日照。通風など野中櫻周辺環境が悪化し、樹勢の衰退が懸念された。平成十二年五月、北東側枝部に
   「アラゲカワラタケ」、東側枝部に「スエヒロタケ」が発生したため、幹部の切断・殺菌処理などの応急処置
   を施した。しかし、樹勢回復には種変環境も含めた抜本的改善が必要であると判断し、同年六月七日、「国指
   定天然記念物現状変更許可申請」を文化庁長官に提出した。
    地元の熱意が通じ、翌十三年度から三ヵ年継続事業として、周辺整備・樹勢回復の二大事業が文化庁予算を
   基礎に施行され、樹勢は目覚ましく回復しつつある。
    三好博士が大正十一年に、「一様濃紅極めて美麗なり。未だ野中櫻に於ける如き花形の大なるものあるを見
   ず。」と激賞したこの銘花を、再生保存できることは大変ありがたく、深甚なる謝意を表し、関係者各位に改
   めて御礼申し上げます。
              平成十六年七月十匕日(七十九歳の誕生日に当たり)
              極楽寺代表総代

野中櫻はここまでにします
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