山保地区は、市川三郷町役場の南約5kmのところ
直線距離は短いのですが、四尾連は山の上
県道401号線から県道409号線の終点へ
大畠山(標高1117m)蛾ヶ岳(標高1279m)の登山口にあたる
観光地になっている山上湖の四尾連湖まで行きます
説明版です
四尾連湖(しびれこ)の案内
山梨県立自然公園四尾連湖は、市川大門町(海抜240m)
より、四尾連湖(海抜870m)を中心として、大畠山・蛾ヶ
岳等を含め、特に四尾連湖は甲斐国唯一の景勝地で、往古は、
富士火山をめぐる湖沼として、河口・山中・西・精進・本栖の
五湖と、それに南麓の浮島沼、北方の明見湖と共に富士八湖に
数えられ、海抜1117mの大畠山の懐に抱かれている世にも
珍しい山上湖で、周囲1200m、推進10m余、紺碧の水色
はいつも清らかである。神秘麗湖の別名もある通り、今もなお
昔乍のランプ灯し俗化していない。昭和39年県立自然公園に
指定され、春は桜花らんまんとして湖畔を色どり、夏はキャン
プに、秋は全山紅葉して湖面に映え、冬はスケート、穴釣りが
楽しめる。多くの観光地が文明の利便の中に俗化しつつある時
、この湖は今もなお詩的情緒を保ち、訪れる人々の心に安らぎ
を与えてくれる。
市川大門ライオンズクラブ
南側の尾根上に子安神社が鎮座します
正式な参道は南側の山保集落から登るようですが
ほぼ登りの無い、四尾連湖側から向かいます
県道の終点です、右側の四尾連有料
駐車場に車を止めました
すぐ手前左側(西側)に尾根道入口です
杉にアカマツの林の中を登ります
ゆるい上り下りを繰り返しながら西へ進みます
建物は水道施設でしょうか
尾根道の先に何か見えて来ました
リョウメンヒノキのようです
目的のリョウメンヒノキです
山梨の巨樹・名木100選です
説明版です
四尾連のリョウメンヒノキ
1、指定 昭和55年9月18日
2、理由
建久4年(1193)、源頼朝が富士の巻狩の時、
この地で鷹狩をする途中、子安神社で休憩し、檜の
枝を箸にされ、使用後地面に挿しておいたところ活
着し、二本のさかさ檜になったと伝えられ、地元で
は”箸檜”といって崇めている。
樹齢は数百年を超え、山梨県下の檜では最巨木で
ある。
3、地域 市川三郷町山保 四尾連 子安神社境内
4、現状 北側のもの 根回り12m 目通り6,8m
樹高21m
地上3mのところから幹が分れ、
幹は数人が入れる空洞となって
いる。
南側のもの 根回り10m 目通り4,6m
樹高22m
両者とも枝張りは、東西約15m南北12m
山梨県教育委員会
北側の巨木です(南東側から)
北側から二本を見ました
南側の大木です
子安神社拝殿前から二本を見ました
リョウメンヒノキの西側に子安神社が有ります、拝殿です、少し西に傾いています
本殿覆い屋のようです
拝殿前には神楽殿ですが、土台が潰れ、西側の屋根が壊れて拝殿側に傾いています
屋根瓦の重さに耐えきれなくなっているようです
周りには屋根瓦落下危険の立て看板が設置されています
南側参道の石段には鳥居が崩れています
神楽の説明版です、駐車場管理の男性の話しでは、この男性も以前は
神楽の踊り手だったとか、しかし、もう神楽は実施されていないとのことでした
リョウメンヒノキの南側のモミノキの大木です
神楽殿西側のモミノキの大木です
では、戻って次へ行きましょう