小川地区は、小美玉市役所の南約7kmのところ
県道144号線役場入り口信号の東に素鵞神社が鎮座します
鳥居前に
駐車スペースが有ります
参道入口鳥居です
由緒石碑です
特別社 小川総鎮守 素鵞神社 御由緒
享禄2年、橋本源左衛門尉重長・橋本孫左衛門尉重孝、
薗部川より神像を御掬ひ申上げ、これを花蔵院に祀る、
薗部宮内小輔小川鎮守として、城内へ陰神たる櫛稲田姫
を、城外へ建速素戔嗚命を祀る。天保年間、天王宮を素
鵞神社と改め、昭和22年神神道指令により、陰神を現
在の地に鎮祭し盛大なる祭事を行うに至る。
御大典記念 平成2年11月吉日
参道を進みます
境内社の稲田姫神社です
説明版です
櫛稲田姫神社
御祭神 櫛稲田姫命
素鵞神社の御祭神である建速須佐男命(陽神)
とはご夫婦の神様(陰神)です。
例祭日 7月23日
素鵞神社の神輿渡御の際には、神前にて両神が
対面する出会いの神事が執り行なわれます。
御社殿 享禄3年(1530年)の創建時より。
旧薗部城内(現小川小学校)に祀られていまし
たが、終戦後現在地に移されました。今の社殿は
平成22年に改築されたものです。正面御拝には
、御祭神に因んだ櫛の彫刻が施されています。
御神徳 神話の中で櫛稲田姫命は八岐大蛇の生贄になる
ところを建速須佐男命に救われます。やがて二人
は結ばれ力を合わせて新しい国づくりに励むこと
になります。
この故事から、素鵞神社と当社の両方に参拝す
ることで、男女の縁が結ばれ、夫婦和合し、また
女性の願いが叶い幸せになると云われています。
八雲立つ 出雲八重垣夫婦ごみに
八重垣作るその八重垣に
境内社の稲荷神社です
注連縄の巻かれたケンポナシです
説明版です
小美玉市指定史跡名勝天然記念物 天 第10号
素鵞神社のケンポナシ
指定年月日 平成27年3月18日
所在地 小美玉市小川1658番地1
所有者・管理者 素鵞神社
クロウメモドキ科ケンポナシ属の落葉高木である素鵞神社の
ケンポナシは、樹高25m、目通り幹周囲約3,7mを誇りま
す。球状の果実をつけた果軸は、秋に肥厚して生食でき、煎じ
れば二日酔いに良く、嘔吐や消臭に効用があるとされています
。
文化元年(1804)現在の素鵞神社隣接地に医学修練所で
ある稽医館が創設されました。かつて、茨城県指定文化財(天
然記念物)であったケンポナシは、稽医館の本草学研究のため
に植樹されたとされています。しかし昭和55年(1980)
枯死のため、伐採されてしまいました。素鵞神社のケンポナシ
は、稽医館にゆかりのある樹木であると思はれます。
平成27年7月 小美玉市教育委員会
手水舎です
拝殿前左側に目的のケヤキです
拝殿前から見ました
説明版です
小美玉市指定史跡名勝天然記念物 天 第9号
素鵞神社のケヤキ
指定年月日 平成27年3月18日
所在地 小美玉市小川1658番地1
所有者・管理者 素鵞神社
ニレ科ケヤキ属の落葉高木である素鵞神社のケヤキは、樹高
35m、目通り幹周囲5,9mを誇ります。市を代表するケヤ
キのひとつであり、幹がまっすぐに伸び、放射状に大きく枝を
張る雄大な姿は、目を見張ります。
ケヤキは、強度や耐久性があり、古来より、家屋や神社仏閣
の建築材として多用されています。また、磨くと光沢があり、
木目が美しいことから、家具材などにも用いられます。
平成18年12月25日、小美玉市を象徴する「市の木」と
して、ケヤキが選定されています。
平成27年7月 小美玉市教育委員会
拝殿です
本殿です
本殿西側のけやきの大木です
本殿裏側に並ぶ石塔や祠です
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