慈光寺は、ときがわ町役場の西約6kmのところ
県道172号線を西へ都幾川沿いを進みます
案内板が各所に有ります
小川町境の山の上です
慈光寺本堂の西側の尾根上に観音堂は有ります
坂東九番観音堂です
坂東九番霊場の石碑です
長い急な階段を上がります
観音堂です
説明版です
都幾川村指定文化財 慈光寺観音堂 一棟
江戸時代・淳和三年(1803)
平成元年四月十一日指定
平成九年四月十二日修復
坂東三十三観音霊場第九番札所都幾山慈光寺観音堂の本尊は木造千手観音立像です。寺伝によれば、
天武天皇二年(673)に僧慈訓によって創建されたといわれている。
現在の観音堂は、淳和三年(1803)に九十七世義然が再建したものですが、歳月の中で老朽化は
進み将来への継承が心配されていました。そのため修復事業に着手し、村内外からの寄付金、県・村な
どの補助金と慈光寺により平成五年度から四か年をかけ、本尊の解体修理や茅葺から銅板葺きへの改修
堂内外の修復と周辺整備を行いました。
観音堂は、入母屋造・銅板葺の屋根、軒は二重繁垂木とし、本尊を安置する内陣の柱は円柱で三間(
約5.4m)四面です。前方に十二尺三寸(約3,7m)出して礼拝の間(外陣)を設け、その前方に
は一間の軒唐破風付きの向拝を出しています。外陣は吹き放しで、履物のまま昇殿できる様式は礼拝所
建築の特徴でもあります。さらに細部をみると、柱ごとに彫刻木鼻をつけ、虹梁に細かい文様の地彫ま
たは彫刻を施し、その上は彫刻欄間で飾っています。内陣は格天井とし紋尽くしの文様を画き、来迎柱
には極彩色がほどこされています。なお、外陣に千手観音の眷属である風神・雷神をはじめ二十八部衆
の欄間彫刻があることは特徴でもあります。
本尊千手観音立像は秘仏ですが、毎年四月第二日曜日と十七日に厨子が開かれ拝観することができま
す。この御開帳日には多くの信者が登山し、盛大に護摩法要が行われ賑わいます。また、季節を通じて
全国から多くの巡礼者の参詣が絶えません。
堂内には廃絶した山内諸堂から木造十一面観音立像・木造毘沙門天立像が合祀され、外陣には賓頭盧
尊者座像、その天井には伝説の「夜荒らしの名馬」が安置されています。
埼玉県指定文化財
本尊 木造千手観音立像
像高 270cm
頭部 室町時代・天文十八年(1549)製作
体部 江戸時代・享和 二年(1802)製作
平成十二年十二月 都幾川村教育委員会
観音堂全景です
心水
石塔が並んでいます
宝篋印塔です
この石碑は何でしょうか・・・
風神
雷神
龍
二十八部衆です
では、慈光寺へ行きましょう
県道172号線を西へ都幾川沿いを進みます
案内板が各所に有ります
小川町境の山の上です
慈光寺本堂の西側の尾根上に観音堂は有ります
坂東九番観音堂です
坂東九番霊場の石碑です
長い急な階段を上がります
観音堂です
説明版です
都幾川村指定文化財 慈光寺観音堂 一棟
江戸時代・淳和三年(1803)
平成元年四月十一日指定
平成九年四月十二日修復
坂東三十三観音霊場第九番札所都幾山慈光寺観音堂の本尊は木造千手観音立像です。寺伝によれば、
天武天皇二年(673)に僧慈訓によって創建されたといわれている。
現在の観音堂は、淳和三年(1803)に九十七世義然が再建したものですが、歳月の中で老朽化は
進み将来への継承が心配されていました。そのため修復事業に着手し、村内外からの寄付金、県・村な
どの補助金と慈光寺により平成五年度から四か年をかけ、本尊の解体修理や茅葺から銅板葺きへの改修
堂内外の修復と周辺整備を行いました。
観音堂は、入母屋造・銅板葺の屋根、軒は二重繁垂木とし、本尊を安置する内陣の柱は円柱で三間(
約5.4m)四面です。前方に十二尺三寸(約3,7m)出して礼拝の間(外陣)を設け、その前方に
は一間の軒唐破風付きの向拝を出しています。外陣は吹き放しで、履物のまま昇殿できる様式は礼拝所
建築の特徴でもあります。さらに細部をみると、柱ごとに彫刻木鼻をつけ、虹梁に細かい文様の地彫ま
たは彫刻を施し、その上は彫刻欄間で飾っています。内陣は格天井とし紋尽くしの文様を画き、来迎柱
には極彩色がほどこされています。なお、外陣に千手観音の眷属である風神・雷神をはじめ二十八部衆
の欄間彫刻があることは特徴でもあります。
本尊千手観音立像は秘仏ですが、毎年四月第二日曜日と十七日に厨子が開かれ拝観することができま
す。この御開帳日には多くの信者が登山し、盛大に護摩法要が行われ賑わいます。また、季節を通じて
全国から多くの巡礼者の参詣が絶えません。
堂内には廃絶した山内諸堂から木造十一面観音立像・木造毘沙門天立像が合祀され、外陣には賓頭盧
尊者座像、その天井には伝説の「夜荒らしの名馬」が安置されています。
埼玉県指定文化財
本尊 木造千手観音立像
像高 270cm
頭部 室町時代・天文十八年(1549)製作
体部 江戸時代・享和 二年(1802)製作
平成十二年十二月 都幾川村教育委員会
観音堂全景です
心水
石塔が並んでいます
宝篋印塔です
この石碑は何でしょうか・・・
風神
雷神
龍
二十八部衆です
では、慈光寺へ行きましょう