缶詰blog

世界中の缶詰を食べまくるぞ!

GaGa®サバの南蛮漬け

2008-02-09 12:33:35 | 魚介

Mackerel1300

 白皚々、東京に雪降りぬ。
 こんなに雪の降る冬は珍しいような気がする。
 東京では、三月にまとまった雪が降ることはよくある。
 しかしそれは一日だけなのである、
 こうして一月二月と、雪の降る日が何日もあるのは、珍しい気がする。
 それがどのくらい珍しいかというと、えーと。
 とくに想い出せない。
 まあ、そのへんはあまり追求しなくてもいいとして。
 こうして暗い空に閉じこめられていると、気分も鬱々としてくる。
 こんなときに救世主として現れるのが、微笑みの国タイランドの缶詰なのだ。




Mackerel2400
古式ゆかしいキコキコ式開缶

 これは揚げたサバを「Sweet&Sour Sauce」に漬けたものと書いてある。Mackerel3300
 つまりサバの南蛮漬けということであろう。
 これを本日はサンドイッチにしてみたい。
 魚のサンドイッチなぞ、聞き慣れない読者諸賢もいるかと思う。
 しかし西洋には、そのような食べ方があるらしいのだ。
 特にイタリアやイギリスあたりにあったような気がする。
 チャップリンの映画にも出てきたような気がする。
 どうも本日はすべてにおいて「そんな気がする」に基づいて進行していくような気がする。




Mackerel4400

 かくのごとし。
 外観を見る限り、特に美味そうだとも、不味そうだとも思えない。
 ただ、やっつけ料理だという印象は非常に強い。
 しかし肝心のサバ南蛮漬けからは、あろうことか、ニチロの『いわししょうゆ味』缶にそっくりのかほりが漂ってくる。
 ともかくも、一口...。
 ややっ。お味も『いわししょうゆ味』缶に似ている、ような気がする。
 そもそも、いわしとサバはまるで違う魚なのだが、
「これいわしだよ」と出されたら、きっと自分は分からないような気がする。
 しかし咀嚼が進むにつれ、唐辛子の辛みが口中を支配してくる。
 酸味もわずかに感じられる。
 繊維質の多い食感は、やはりサバ独特のものだ。
 それがバターの香る甘いパン(Pasco製)と、しゃくしゃくのサニーレタスとあいまって、そのー。
 あいまって、えー、「とても美味しい」と言いたいところだが。
 やはりやっつけ料理のお味という気がする。
 せっかく陽光の降りそそぐタイランドの缶詰を、台無しにしてしまったような気がする。

 どうもあれですな。「そんな気がする」なんてあやふやな意思に基づいた行動というのは、最後まで煮え切らないものですな。




 内容総量:150g
 固形料:100g
 原材料名:サバ、砂糖、トマトペースト、チリ、パームオイル、タマネギ、塩、にんにく、保存料
 原産国:タイ