缶詰blog

世界中の缶詰を食べまくるぞ!

高木商店新商品 いわし梅酢煮

2010-12-24 13:36:28 | 魚介

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大型のオーバル缶使用。和風の愛らしいデザインだ

 今年の夏、銚子港には素晴らしい大羽イワシが揚がったという。
 身に脂が乗り、はちきれんばかりに太っているこの真イワシを
「使わぬ手はない」
 と、高木商店さんは思ったのである。
 そうして完成したのが、このいわし梅酢煮なのであります。




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 今では珍しいキコキコ式開缶。
 それというのも、使っているイワシが大きいため、既存のイージーオープン缶では収まらなかったからだ。




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 本日も開缶!
 イワシがものすごく太い。太っている。
 それが缶も狭しとぎゅうぎゅうに詰められている。
 早く解放してやらねば。




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 かくのごとし。
 梅酢の甘酸っぱい匂いがしている。それに玉ねぎの甘い香りも混ざっている。
 それでは失敬して、ひと口...。
 おっ、意外としっかりした味付けがされている。梅酢というよりも醤油味を感じる。
 何でも隠し味に魚醤を使っているらしい。
 そして何より、イワシが美味い。青魚特有のあっさりした脂が口中でふわっと広がり、そのあと身のうま味が追っかけてくる。
 開缶する前に軽く湯煎しておくといいと思う。脂がほどけ、香りも際立つからだ。

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ややっ




 そういえば高木商店さん。昨年は『12月水揚さば水煮』という限定商品も出していた。
 あれもやはり
「いいサバが揚がったから作ってみた」
 と、レギュラーではない商品を作り出したのだ。
 こうなると、缶詰とはいったい何かという疑問が生じてくる。
 ただの保存食と思ってはいけないのだ。旬の新鮮な素材で作られる、日常食の一種なのだ。




 内容量:200g
 原材料名:いわし(国内産)、玉ねぎ、還元水飴、醤油、梅酢、砂糖、魚醤、生姜、食塩
 原産国:日本(茨城県・高木商店
 参考価格:320円