久しぶりの汁物、イタリアのパスタソース缶をご紹介させていただきたいのである。
フィレンツェ在住のブログ仲間、albero4さんが送ってくださったもの。
“ポルチーニ茸と肉がたっぷり”入ったソースで、フィレンツェではメジャーな缶詰さんだそうである。ついでに値段は2.8ユーロだそうである。
焦げ茶色の背景に浮かび上がる、肉をまとったスパゲッティの写真が印刷されている。まさに秋にふさわしい、暖かみのあるパッケージデザインと言わねばなるまい。
プルトップ式なのだが、このプルタブがやっかいであった。缶にぴったりと貼り付いていて、引き起こすことが出来ないのである。
このような事態は、読者諸賢も経験されたことがあると思う。こんな時は無理に爪で引き上げたりしないほうがよろしい。その辺に転がっているペーパーナイフとかドライバーを使った方が安全である。
フライパンに開けて加熱。冷蔵庫の隅にあったセロリの葉を投入してみた。
私は生来の貧乏性で、野菜は先端から末端まで使わないと気が済まない。食べられる物を捨てると、バチが当たりそうな気がするのである。
かくのごとし。
この撮影のタイミングは、毎回慌ただしい思いをしてしまう。何しろ出来たての料理を前にしているのである。腹が減って手が震える。接写するとレンズが曇る。細君の腹も鳴っている。
さて、肝心のお味である。肉とキノコは確かにたっぷりと入っていて、食べ応えは充分である。味付けは若干薄目。何となれば、塩とオリーブオイルを振ってみたら断然美味くなった。
何事もお任せ状態ではいけないのである。ジンセイは自分で切り拓いていかないとならないのである。
妙に哲学的な気分になるイタリア缶であった。
内容量:180g
原材料名:ポルチーニ茸、肉、トマト...
(あとは読むのが面倒になってしまった。失敬!)
原産国:イタリア
>このままラザーニャのソースにも使えて、便利そうだね!
おっしゃる通りであります。スタンダードな味付けだから、使い回し出来そう。
げげげ。
今から慣れておこうwww
うちのスパはいつもキュー○ーの
ミートソース缶(マッシュルーム入り)。
缶そのままは、サミシイので、
玉ねぎとベーコンを炒めて塩胡椒した所に
缶のソースを入れて温めています。
一からミートソース作ってたら
食べたい時に絶対食べられない
手際の悪いぽんすけです。(笑)
たまに、みーすけのリクエストで
レトルトパックのカルボナーラも食します。
コレはお湯で温めるだけ。
超簡単ですが、ちょっとサミシイです。
食べたい時に絶対食べられない
まさしく。特にスパゲッティなぞは、なぜか急いで作ることが多いのですな。
缶詰に一手間かけるのも、現代風の愛情なのでしょうなぁ。そのままだと
「ちょっとサミシイ」
というところ、うんうんと頷きました。