その昔。
「おせちもいいけど、カレーもね!」
というCMがあった。
ハウスククレカレーのCMで、キャンディーズが出ていたと思う。
確かに雑煮、煮しめ、かまぼこ、煮豆などの和食が続くと、今度は脂っこい西洋料理が食いたくなってくるものだ。
そこで正月明けの当blogでも、コッテリ系の缶詰をチョイスしてみた。
これは古くからのブログ仲間で、イタリアはフィレンツェ在住のalbero4女史からいただいた、肉ときのこのパスタソース缶なのであります。
さあさあ、今年も元気よく開缶!
この『GranRagu(グランラグー)』缶の特徴は、挽肉のほかにポルチーニ茸が入っていること。
ポルチーニ茸はリゾットにもよく使われるキノコで、我が国でいうと椎茸のようなもの。生よりも乾燥させたもののほうがメジャーなのだ。
フライパンに投入して、加熱。
ポルチーニ茸独特の芳香が台所に充満する(乾燥椎茸にブイヨンを混ぜたような匂い)。
その匂いを嗅いでいると、この缶詰は以前も紹介したような気がしてきた。
そう思って過去記事を見てみると、やはりあった。2006年9月のことだ。
しかしパッケージも変わっていることだし、料理もどんどん進んでいるのだし、もう一度紹介してしまおう。
今回はディチェッコのペンネを使用することにした。
ディチェッコのパスタは表面に細かなざらつきがあって、ソースが絡みやすいんですぞ。
それから、ペンネというのはペン先の意味。厚みがあって、茹ですぎて柔らかくなっても美味しいし、大きさ的にも使いやすいパスタであります。
かくのごとし。
2人分なので2缶を使ったが、これは間違いであった。
とてもしょっぱいのだ。
そこであらためて缶の記述を見ると、ちゃんと「1缶2皿分」と書いてあった。
もったいないことをした。いくら腹が減ったからといって、欲張ってはいけないということであります。正月早々、反省しなければいけない。
お味そのものは、トマトソースに肉がたっぷりと入り、そこにポルチーニ茸の香りが加わっていてウマい。しかし脂っこさは感じず、それほどコッテリしていないのが意外であった。
内容量:180g
原材料名:水(欧米の缶詰は水も表記される)、濃縮トマト、牛肉、カロチン、タマネギ、塩ほか
原産国:イタリア(スター社)
うーむむ、実に美味しそう。想像するだけでじるっとなりました。
絶対マネしようっと。ありがとうござります。
ワインなんか合いそうですが…。
塩っ気が強かったから、それはうまくいきそうであります。
この日はご賢察通り、赤ワインをいただきました。
ウマかったっすー!
>この手のパスタは茹で方もそんなに微妙ではなく、
>冷めてもけっこういけるんですよね。
おっしゃる通りです。多めに作っておいて、翌日の弁当に持っていったりしてます。