庭物語

庭に咲くハーブや草花の様子を綴ります。
管理者はミントです。

カキネバラ

2008年06月19日 | ガーデニング
一日曇っていて夕方ポツポツ雨粒が落ち始めました。こちらはきょう梅雨入りしたそうです。災害の現場の様子が気になりますが天気だけはどうにもなりません。
もうこれ以上ひどい事にならないように祈るばかりです。

庭の花たちは見る人がいなくてもそっと咲いていました。



ヤナギラン 今年は元気な花が咲きました。



ニゲラと京鹿の子



オオキンケイギク



フランソワ・ジュランヴィル 去年はつぼみのほとんどがゾウムシに落とされました。今年は少し花が増えました。



カキネバラ 虫やウドン粉にずいぶんやられましたがそれでもたくさん咲きました。
実はこれ真ん中から右半分がカキネバラ、左側が頂いたセブンシスターズというバラの鉢植えを一緒に写したものです。以前のんのんさんの所でも見せていただいたのですがほんとにそっくりです。咲き始めもその後花が大きくなりながら花色がピンクに退色していく様、花びらに不規則に入る白い筋、葉の様子など見れば見るほどよく似ています。いただいたセブンシスターズは関西の園芸屋さんのものだそうですが詳しい事はわかりません。

ひとつだけわかったことがあります。カキネバラの挿し木苗を差し上げたsmoketreeさんのお知り合いの方が京都の伏見出身だそうでご実家に昔、カキネバラと良く似たバラが咲いていたそうです。
まさしくカキネに添わせて長く伸ばして咲かせていたとか。カキイバラと呼ばれていたそうです。子供の頃の事で詳しくは覚えていらっしゃらないそうですが明治の頃に大きなお屋敷から挿し木苗を貰って植えたと聞いたそうです。
こんな素敵な情報を教えてくださったsmoketreeさんとお知り合いの方に感謝します。残念な事にそのバラはもう今ではなくなってうちのカキネバラと同じものか確かめる事は出来ませんが、京都にカキイバラというのがあったと言う事がわかって本当にうれしいです。
コメント
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