庭物語

庭に咲くハーブや草花の様子を綴ります。
管理者はミントです。

いちごのヘタとり

2008年06月29日 | お出かけ
きのう震災現場の山で露地栽培していたいちごが短時間の一時帰宅の際に摘み取られヘリでふもとに下ろされたのをニュースで見ました。
その苺はジャムに加工されることが決まり夕方になって急遽ボランティアが募られました。
何しろ300キロの摘み立て苺、関係者だけの少人数では処理できないとの事で有志にお願いしてみようという事になったようです。
これくらいだったら私にもお手伝いできるかも、とスタッフに夜のうちに電話で申し込み今朝小さなナイフ持参で集合場所へ。

栽培者の方から説明を受けて早速苺のヘタをとる作業が始まりました。
300キロといわれても冷蔵庫に保管された箱が少しずつ作業しているところに運ばれてくるので全体ではどれくらいの分量か見当がつきません。

夢中になってヘタをとり続けました。隣に座ったご夫婦は県内でも海の方から2時間かけて車で来たそうです。栗駒山が大好きで良く遊びに来ていたので何かお役に立ちたいと申し込んだのだとか。
ボランティアは17名だったそうで処理したいちごをスタッフが集めて歩いたり、いちごを洗ったり、計量して袋につめたり・・・何時間かかるかわからないので昼食持参との事でしたがなんと2時間ちょっとで全て終わりました。終わった瞬間は拍手が沸き起こりました。
やはりたくさんの人の手の力ってすごいですね、あらためて感じました。
冷凍保存して加工場所や保存瓶などの準備が出来次第ジャム作りをするそうです。
気がついたら右手はフレッシュないちごジュースで真っ赤に染まり、洗っても洗っても甘いいちごの香りが漂っています~

午後から雨が降り始め結構強くなっています。まだ山の畑にはいちごが赤く実っているそうで栽培している方たちは気が気ではないことでしょう。

帰りがけにRちゃんがきのう山のハウスで摘んできた花を持たせてくれました。
心に沁みるようなブルーの色合いです。
誰もいない畑でいちごも花もそれぞれの仕事をしっかりとしていたんですね。






デルフィニューム
コメント (12)
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