晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

芝生物語’20-2 6/3

2020-06-04 | 違いのわからん農学士

2020.6.3(水)晴れ

 確かに白樫の枝は陰になるが、相当枝を落としたし、そこは朝日がたっぷりと当たる恰好の場所でもあるのだ。となると水はけの問題が残る。白樫の辺りから府道側の斜面は急で芝は2008年から残っている。ところが駐車場側の斜面は緩くて中央がへこんでいる。地形を変えるのは困難だが、暗渠排水をして砂を大量に入れたらどうだろうか。ど真ん中に溝を掘り、砂利と砂を交互に入れる。
 
真ん中に溝を掘り、砂利と砂を入れる。
 実はここまでの整地が大変で、古い表面を剥がし、篩で雑草と苔をより分けて捨てる。細かい土や砂利はドッグラン整備に使うので土嚢袋に保管、時間的にはこれらの作業が7割を占める。今回の作業も始めたのは5月2日なんだが、芝張りそのものはたった2日程の作業だ。
 芝を張る全面に川砂を2,3cmばかりまき入れる。肥料を撒いて、真砂土を入れる。水はけが原因ならこれで事態は改善されるだろう。
 芝は今回も野芝にした。予約注文すると20束が一梱包で1万2000円程の額で、ネットで購入するよりは安そうだ。野芝は高麗芝より丈夫で強いと一般的に言われているが、前回、前々回張った野芝はいずれも全滅状態で12年間残っている高麗芝と比べて決して強いとは思われない。ただ、河原から取ってきたおもいっきり野生の芝は強い。ドッグランに残っている芝はほとんどがこれである。

芝生広場の北面、白樫の日陰がきつい。手前からススキの根が攻めてきており、対策が必要。
 さて購入の野芝は芝生広場に14束使った。残った6束の始末が大変である。準備ができてないので一からの作業である。芝生は搬入されているので待ったなし、連日くたくたの作業となった。
 ドッグランのヤマボウシの周りとその近くに直線に張る。この部分も何度も挑戦し、雑草と苔に参ってしまったところである。芝生広場ほど充分な準備ができないので不安は残るが事後の管理をこまめにやって何とかものにしたい。最も低いところに暗渠排水溝も掘りたいと考えている。
 
残り6束をドッグランに張る。門扉のところは2年前に野芝を張ったところだ。
 6月2日に芝は張り終えた。準備を始めて1ヶ月、自粛期間の間何もできなかったけれど、この芝張りだけは自分を褒めてあげたい。

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