5日のニューヨーク外国為替市場で円相場は下落した。前日比80銭円安・ドル高の1ドル=84円80~90銭で取引を終えた。米金利の上昇を受け、日米金利差拡大を手掛かりとした円売り・ドル買いが優勢となった。円は一時84円88銭まで下げ、2010年9月24日以来、約半年ぶりの安値を付けた。
円は84円台前半で始まった後、米国債利回りの上昇基調を受けて終日軟調に推移した。午後に米連邦準備理事会(FRB)が公表した米連邦公開市場委員会(FOMC、3月15日開催分)の議事要旨で委員が景気への楽観度を増した一方、物価上昇への警戒をやや強めていたことが明らかになった。前日夜に講演したバーナンキFRB議長が質疑応答で「物価動向を注視する」と述べたこともあり、インフレ圧力上昇を背景に米金利が今後も上昇するとの思惑につながったという。
午前10時ごろ発表された3月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数が市場予想以上に低下すると円は下げ渋る場面があったが、円買いは続かなかった。同日、中国人民銀行(中央銀行)が利上げを決めたが、中国の金融引き締め継続は予想されていたといい、相場の反応は限定的だった。この日の円の高値は84円23銭だった。
円は対ユーロで大幅反落し、前日比1円15銭円安・ユーロ高の1ユーロ=120円65~75銭で取引を終えた。ニューヨーク市場の取引終了間際に120円73銭と、2010年5月10日以来、ほぼ11カ月ぶりの安値を付けた。欧州中央銀行(ECB)が7日のECB理事会で政策金利引き上げに踏み切るとの見方などが引き続きユーロ買いを誘った。ECBが4月の理事会以後も利上げを続けるとの見通しを一部有力シンクタンクが示したとの見方もユーロ買いにつながったとの声があった。
ユーロは対ドルで小反発。前日夕と同じ1ユーロ=1.42ドル台前半でわずかに水準を切り上げた。米格付け会社がポルトガル国債の格下げを発表したことなどを手掛かりに早朝にユーロが弱含む場面があった。ただECBの利上げ観測からユーロは上げに転じて終えた。この日のユーロの高値は1.4246ドル、安値は1.4152ドルだった。
円は84円台前半で始まった後、米国債利回りの上昇基調を受けて終日軟調に推移した。午後に米連邦準備理事会(FRB)が公表した米連邦公開市場委員会(FOMC、3月15日開催分)の議事要旨で委員が景気への楽観度を増した一方、物価上昇への警戒をやや強めていたことが明らかになった。前日夜に講演したバーナンキFRB議長が質疑応答で「物価動向を注視する」と述べたこともあり、インフレ圧力上昇を背景に米金利が今後も上昇するとの思惑につながったという。
午前10時ごろ発表された3月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数が市場予想以上に低下すると円は下げ渋る場面があったが、円買いは続かなかった。同日、中国人民銀行(中央銀行)が利上げを決めたが、中国の金融引き締め継続は予想されていたといい、相場の反応は限定的だった。この日の円の高値は84円23銭だった。
円は対ユーロで大幅反落し、前日比1円15銭円安・ユーロ高の1ユーロ=120円65~75銭で取引を終えた。ニューヨーク市場の取引終了間際に120円73銭と、2010年5月10日以来、ほぼ11カ月ぶりの安値を付けた。欧州中央銀行(ECB)が7日のECB理事会で政策金利引き上げに踏み切るとの見方などが引き続きユーロ買いを誘った。ECBが4月の理事会以後も利上げを続けるとの見通しを一部有力シンクタンクが示したとの見方もユーロ買いにつながったとの声があった。
ユーロは対ドルで小反発。前日夕と同じ1ユーロ=1.42ドル台前半でわずかに水準を切り上げた。米格付け会社がポルトガル国債の格下げを発表したことなどを手掛かりに早朝にユーロが弱含む場面があった。ただECBの利上げ観測からユーロは上げに転じて終えた。この日のユーロの高値は1.4246ドル、安値は1.4152ドルだった。