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中国の大気汚染深刻、25万人が「PM2.5」で“早死をした” リスクは喫煙以上

2015年02月09日 07時52分37秒 | 海外情報
北京大学と環境保護団体グリーンピースが行った調査で、「中国国内の大気汚染が人を早死にさせるリスクは、喫煙よりも大きい」との結果が出た。中国・参考消息網が5日伝えた。

英BBC(電子版)の5日付の報道によると、この調査の報告書では、2013年に微小粒子状物質「PM2.5」が原因で早死にした人は、中国の北京や江蘇省南京、四川省成都などを含む31都市で約25万7000人に上った。

31都市に住む人がPM2.5を吸い込むことによって早死にする確率は0.09~0.1%。ただ、この調査対象の地域には大気汚染が特に深刻とされる河北省の一部の都市などが含まれていないため、実際にはこの確率はさらに高いとみられる。

グリーンピースによるとPM2.5によって早死にする人の数は、中国当局が発表する喫煙によって早死にした人の数よりも多い。中国当局は12年に喫煙による死亡率が0.07%だったとしている。

(編集翻訳 恩田有紀)

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