世界保健機関(WHO)は25日、エボラ出血熱の感染者数が疑わしい人も含め1万141人に達したと発表した。死者数は4922人。集計は感染者を確認した8カ国が対象で、23日までの合計。引き続きリベリア、シエラレオネ、ギニアの3カ国で感染拡大が加速している。封じ込めに向けた対策が追いつかず、3カ国では都市部での感染の広がりも深刻になってきた。
今回の集計から、23日に感染者を確認した西アフリカのマリが新たに加わった。3カ国での感染の広がりは周辺国との国境付近へと近づいており、コートジボワールなども感染者が出た際の隔離措置などに備えている。
約1週間前の集計に比べ感染者数は900人以上、死者数は約370人増えた。感染者数、死者数ともリベリアが約半分を占めている。
エボラ熱は有効な治療法やワクチンが確立されていない。致死率は最大で90%にのぼるが、早くから治療を受けることで生存の確率が高まることが知られている。今回の感染拡大はギニアで始まり、8月にWHOが「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」と宣言した。
今回の集計から、23日に感染者を確認した西アフリカのマリが新たに加わった。3カ国での感染の広がりは周辺国との国境付近へと近づいており、コートジボワールなども感染者が出た際の隔離措置などに備えている。
約1週間前の集計に比べ感染者数は900人以上、死者数は約370人増えた。感染者数、死者数ともリベリアが約半分を占めている。
エボラ熱は有効な治療法やワクチンが確立されていない。致死率は最大で90%にのぼるが、早くから治療を受けることで生存の確率が高まることが知られている。今回の感染拡大はギニアで始まり、8月にWHOが「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」と宣言した。
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