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客室乗務員がカンフーで護身?相次ぐ乗客の“暴挙”対策=「発着遅延改善が先決」の声も―香港の航空会社

2013年08月02日 09時17分42秒 | 海外情報
2013年7月29日、英紙デイリー・メールによると、香港の航空会社が増え続ける「空怒族」の攻撃に対処するため、従業員にカンフーを教え始めたという。31日付で杭州日報(電子版)が伝えた。

このところの中国では、頻発するフライトの遅延などが原因で、航空会社や空港の職員と乗客間のトラブルが頻繁に発生しており、怒った乗客が滑走路に進入するという事件まで起きている。中国では、激怒して荒々しいクレームに乗り出す搭乗客を指す「空怒族」という新語が登場している。

そんな折、香港航空が対応策の一環として、従業員にカンフーの一流派である詠春拳を教え始めたという。

このニュースに、中国のミニブログ(微博)上では支持よりも疑問の声が多くあがっている。

「フライトの遅延が頻繁に発生するという根本的な問題を解決しなければ、火に油を注ぐだけだ」
「根本的な問題を解決しなければ意味がない。定刻に離陸すれば『空怒族』もいなくなるだろう」
「暴力をもって暴力を制すればいいとでもいうのか」

これに対して、香港航空は公式のミニブログ上で「弊社の客室乗務員は3年前から詠春拳を習っています。目的は心身を鍛えるためであり、すべては乗客のみなさまにより良いサービスを提供するためです。“攻撃”に対処するためのものではありません」と発表した。

乗客が「空怒族」になる主因であるフライトの遅延は深刻だ。中国の空港は定刻離陸率が50%を超えるところはほとんどなく、2013年6月の世界主要空港における定刻離陸率ランキングでは、北京首都国際空港は最下位で、わずか18%だった。(※編集部注:同ランキング1位は日本の羽田空港で95%)(翻訳・編集/北田)

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