北朝鮮が長距離弾道ミサイルの発射予定期間を29日まで延長すると発表した。1段目の制御エンジンという根幹部分の欠陥にもかかわらず、発射を中止せず、期間を延長してでも発射しようとする強硬姿勢からは、年内発射にこだわる金正恩(キム・ジョンウン)政権の焦りが透けてみえる。
日本のロケット開発に携わってきた技術者の北村幸雄氏は、「部品交換程度なら1~2週間で済むかもしれないが、大きな欠陥なら数カ月はかかる」と話す。そもそも今回のように、機器に異常が生じやすい氷点下の屋外で、ロケットを組み立てること自体考えられないという。
4月の発射の際は打ち上げ直後に爆発した。1段目エンジンの不具合が原因との見方があり、同型機の今回のミサイルも、1段目の制御エンジンに「技術的欠陥」があったとしている。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)担当者は「日本や欧米では少しでもエラーがあれば発射数秒前でも中止する。懸念が残るまま打ち上げるようなことはしない」と語る。しかし金正恩政権には発射しなければならない事情があった。金正日(ジョンイル)総書記の「遺訓」だ。
日本のロケット開発に携わってきた技術者の北村幸雄氏は、「部品交換程度なら1~2週間で済むかもしれないが、大きな欠陥なら数カ月はかかる」と話す。そもそも今回のように、機器に異常が生じやすい氷点下の屋外で、ロケットを組み立てること自体考えられないという。
4月の発射の際は打ち上げ直後に爆発した。1段目エンジンの不具合が原因との見方があり、同型機の今回のミサイルも、1段目の制御エンジンに「技術的欠陥」があったとしている。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)担当者は「日本や欧米では少しでもエラーがあれば発射数秒前でも中止する。懸念が残るまま打ち上げるようなことはしない」と語る。しかし金正恩政権には発射しなければならない事情があった。金正日(ジョンイル)総書記の「遺訓」だ。
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