模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

乗組員のご紹介

2021年01月31日 | お船

先々週くらいから、積もるほどではないものの、雪が舞う日が何日かありました。
会社から帰る時間はまだ夕焼けが見えるほど日がのびてきて、春は近づいていますが、今朝は起きてカーテンを開けたら雪景色でした。

夜降って朝から晴れたので、すぐに溶けました。

週末、土曜日は1/144フラワー級コルベットの乗組員人形のバリ取りや整形をしました。
お人形さんは元々こんなオリーブドラブな陸軍さんだったので、軍服のポケットを削り、頭を切って海軍さんに転向させるためです。
忍者ハットリくんのようにお面だけ肌色で、オリーブ色のウエットスーツを着ているような造形です。
これが12人。
水兵9人、士官3人に振り分けました。


塩ビのフィギュアは軟らかくて整形に苦労しました。

日曜日は塗装です。
上画像の試作のこの子は首をスッキリさせようとしたら、断首してしまいました。

頭を接着して水兵さんに変身してもらいましたが、首に手術の痕が見えますね。

試作のこの子で大体のコツが掴めたので残りの11人をまとめて加工しました。
白線は細く描けませんね。3本まとめてこの太さだと思うようにします。
目や口は無くても構わないと思いますが、試しにあとでサインペンで描いてみます。

陸軍モールドの胸ポケットは削る。水兵は襟も削るが、士官の襟は残す。
頭部の頂上を削って平面にして、t0.3X径2mmの円盤を貼る。
プラペーパーのt0.27を試してみましたが、ポンチでは切れが悪いのでプラバンのt0.3で12体に貼りました。


ファレフォの肌色で頭部と手首下を広めに塗ってしまう。
水兵はTシャツ、士官はYシャツをMrカラーで白く塗る。
セーラー服の襟と背後の垂れた部分を明るい青で塗る。
ほとんど黒の濃い紺色で、前工程までのはみ出しを修正しながら軍服全体を塗る。
セーラー服には白線、士官服には黄色でボタンと帽子のバッジをエナメルで描く。

彼が艦長です。
士官の帽子にはツバを付けてバッジをエナメルの黄色で点付。
ツバはt0.14のプラバンを1mmのポンチで三日月に抜いて付けました。

艶消し剤を混ぜたのですが、ツヤが出ました。後でつや消しクリアを吹かないといけませんな。

副長は彼です。
最後に塗った紺色が左手に付いていますが、このあと肌色で全人形の手と顔を塗り直しました。
士官の帽子のツバを作るのが今回一番面倒でした。


ボタンは何個が正しいのかわかりませんが、ダブルで8個にしました。
3人目の士官、航海士は海図をもって艦橋にいます。

こんな感じで艦橋と主砲に配置したいと思います。
おとなしいポーズを士官、腰をかがめたり、手を上げたりしているのを水兵にしました。
水兵には砲弾を持たせたり、何かに手を掛けたりの演技をしてもらいます。


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部品はすべて切り出した

2021年01月25日 | お船

土曜の晩はお子様のお塾のお迎えがあるので、呑めないついでに晩飯も抜くことにしています。
そうすると、土曜の昼から日曜の朝食まで20時間近くの断食になるのですが、これを正月を除いて昨年から続けています。
ようやく慣れてきて、おなかも鳴らなくなりました。
ダイエット効果はまだないですが、胃腸の調子が良いです。週末にバカ吞みしないんだから当然ですけど。

日曜日はスッキリと4時に目が覚めましたが、寒いので工作に取り掛からず、布団の中で読書。
アマモで趣味人師匠の受賞作を確認。
上位入賞作以外は写真が小さいですねえ。あれじゃ作品の良し悪しが判断できません。
これも好いなとか、こっちの方がカッコいいな、とかチェックできる大きさだともっと楽しいだろうと思いました。

パーツはランナーからほぼ全部外しました。
残っていた細かい工作をチマチマと進めます。
ゴムボートを固縛する帯はマスキングテープにバフ色を塗って、固定も兼ねることに。
釣行の際、箱根の坂を上る前に三島周辺の模型屋を覗いた際、手ぶらで店を出るのもナニだったので買ったもの。

1mm幅です。少々幅が広すぎかも。

主砲の付け根の防水布はエポパテで。
塗らないと目立たないので、あとでバフ色に塗ります。
防盾の手すりは、伸ばしランナー。

土曜日に塗った艦橋のウインドシールドを付けました。
透け防止に水色の下に黒を吹いたら、横から黒が見えますが、好い感じ。
アンテナも接着して、V字のステイにはマストからの電線用のヒートンを付けておきました。

あとは乗組員です。試作を始めました。
2mmのポンチで円盤を抜いて、頭のてっぺんを刎ねて接着しました。
はねる=刎ねる、で変換したら出たこの漢字。「首を刎ねる」と書くときに使う字のようです。

t0.3のプラバンが厚く見えること。
水兵の帽子はこのままで、士官の帽子には三日月形のひさしを貼るつもり。
このフィギュアは材質が塩ビなので、臭い塩ビ管用の接着剤で着けましたが、そうか瞬着で良かったんだと今気づきました。
ダッフルコートは止めます。全員がこういう直立姿勢ならば良いのですが、動きのあるポーズだとコートを造形する自信がないので。
陸自のポケットだらけの制服から、ポケットを削ぎ取りました。

これをほとんど黒に見える紺にボテっと塗って、白のラインを肩から背中に描けば、ほら白線流しじゃないですか。
並行して錆びやチッピングを描き込んだり、ウエザリングを進めますが、酔ってやると船を大破させそうなので、断酒の日にします。

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ダイカンの歌

2021年01月23日 | お船

二十四節季の大寒だった今週。寒波もちょうど到来し、いきなり月曜日から-9℃、火曜日-8℃とカキーンと冷えて始まりましたが、週末は雨は降ったものの寒くはないステイホームとなりました。
もう1月も終わりですが、今年の正月番組でも元旦と元日を使い分けられないタレントを何人も観ました。もう何年かすると元日という単語は無くなってしまうかもしれませんね。

女王様のスノウベリー号は、もう少しで竣工なのですが、なかなか進みません。
酔っ払って手を着けたまま放り出してあった、ヘッジホッグ爆雷のマスキングを休肝日の水曜に仕上げました。
弾体の塗装は調べてもよくわからなかったので、ファントムグレイという黒っぽいグレイにしました。

10mmX15mm位のランチャーに4列で並ぶので、奥の方は見えないだろうと、黄色い帯は片面だけに手抜き。
ランチャーかと思ってネットで検索していたら、プロジェクターと書いてあるページもありました。
手前2列はこちら側、3、4列目は反対側のみ黄帯有です。
なんとなく思い付きで、丹頂よろしく赤を塗っておきました。甲板上に色気がないので。
個人の創作なので、史実と違うという突っ込みは無しで。
このギッチリ並んだ姿が、ハリネズミという名前の由来なんでしょう。
潜水艦に乗ってて、こんなのぶち込まれたらタマランでしょうね。


ランチャーの噴射ガス除けの板はパーツそのままですが、ぶ厚すぎますね。
サンダーバード2号の発進の際に、滑走路から出てくるガス除けと同じ発想でしょうか。UKっぽい。
今、思いついたのですが、2号は爆発音のあとノズルから火を吹いて発進するので、RATOだったんですね。

艦橋手すりの弾片除けクッションや、舷灯などドンドン付けていきます。
浮き輪やロープリールも。
ロープリールの脇には手漕ぎボートが置かれるのですが、それはまだどうするかシアン中毒思案中。

当時の写真を見ると、ボートダビットに吊られているのがほとんどです。
吊り上げた状態でロープでテンション掛けて固定した方が、航行中の揺れには強い気がします。
甲板に置く場合、ボートダビットからのロープはどこに付けるのかも不明です。
吊らないならば、重量物なので置くだけでなくしっかり固縛するはず。

艦橋に前部に付くアンテナは、プラでは太過ぎるのでスズメッキ銅線で置き換えました。
3mmの真鍮角棒に銅線を巻いてカット。重ねて半田付けしました。

細い真鍮だと、このモデルの雰囲気に合わないと思ったので太めの線にしました。
比較的新しいのに、このキットはパーツに繊細なシャープさが無く、全体がボテっとした印象です。
なので、艦橋下のトラスなども、本当はもう少し細い角棒を使った方がスケールに近いのですが、そこだけ細いと全体の雰囲気に合わないと思い、太めにしました。
手すりの横棒に0.25mmを使わずに0.3mmにしたのも同じ理由です。

艦橋の見張り台には、ガラスの風よけが付いています。
余りに分厚いクリアパーツだったので、プラバンに置き換え。
枠はマスキングして塗装表現にするために、さっき塗装しました。土曜日も休肝日なので。
主砲塔のシールドに砲をつけましたが、防水のカンバスがないとおかしいのでエポキシパテで作ろうと思います。
パテの残りで乗組員にダッフルコートを着せてやるつもり。
まだまだ完成しそうもないなあ。

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寒波の3連休

2021年01月11日 | お船

寒波の影響で日本海側、特に富山辺りの雪がひどく、普段はそれほど多くない平野部まで積雪が1mを超えたようです。
停電なんて情報もありました。この寒さで電気が止まったら、オール電化の家は凍えてしまいますね。
屋外配管の凍結防止帯が効かないと、水道管も爆ぜるだろうし。
ちょっと想像しただけでも、連休明けは家のことで出勤できない方も多いんじゃないでしょうか。
うちも石油ストーブ買っておいた方が良いかもなあ。

フラワー級コルベット艦はやっと全部品をランナーから外すことができました。
触れて壊れそうなところは後回しにしながら慎重に進めています。
それでも、もう10個以上のパーツの接着を外して位置を変えたり、追加工したりやり直しました。

だんだんできてくると、お人形を乗せたくなってきたので、新年最初のポチっ。


Nゲージ1/150のフィギュアで、自衛隊の人々という商品名です。
陸軍なので全員オリーブ色の軍服を着ています。
ひとり¥60位の安物なので贅沢は言えませんが、造形は価格相応。

胴体はともかくとして、頭の造形が帽子なのかヘルメットなのか曖昧ではっきりしていません。
身長は13mmもあって、Nゲージでは190cmの高身長。
1/144でも180cm以上になるので、英海軍のクルーにサイズ感はOK。

服をネイビーブルーに塗り替えるだけにするか、ダッフルコートまで着せるのか未定です。

探照灯は一度接着したけど、あまりにおかしかったので、箱画を見てもっともらしく追加工してみました。
3mmで穴グリして中を銀に塗り、ウエーブの透明パーツ2.8mmを嵌めました。
画像を拡大したら、左にセンターずれしてるわ。

脚の傷は、甲板から引っ剥がした時に付いたもの。

最後にランナーから外した部品はヘッジホッグの弾体。
黄色の細帯を書きたくないので、まず全体を黄色に塗りました。
ただいま乾燥中。

張り線も始めました
煙突の4隅、マストの中段4方向、上段4方向の線は倒れ防止の補強用ワイヤーと判断し、ナイロンのミシン糸(黒)にしました。
信号の旗索はミシン糸(ベージュ)、通信用または電線と思われるところはカステンのリギング線の予定。

煙突には薄くワイヤーを付ける位置がマーキングされていましたが、その通りの位置にヒートンを付けると他の部品と干渉するので調整しました。
通風筒は動かせないのでワイヤーの位置を変え、用具箱だったら接着を外してワイヤーの触らない位置まで避ける等々。
補強のワイヤーは対象物からXの字に張れば良いので理解できましたが、信号旗の索は悩みました。
そういう時は、英海軍に詳しい方のツイッターや他の方のブログを参考(パクリ)にさせて頂きました。
下の画像中央の、下駄箱のような用具入れは、信号旗を入れるもののようですが、組説では露天艦橋後部に接着する指示でした。
そうすると、マスト横棒の滑車から降りている索は、旗を付けやすいように艦橋の手すりに結ばなくてはならないけど、模型的には都合が悪い。
マストの根元位置に旗入れを変更すると、このマスト甲板の手すりに索を結べるので自然な感じになります。

露天艦橋に上がってくる階段は、床に穴が明いているだけだったのですが、危険なので転落防止柵と手すりを付けておきました。
エバグリ0.75mmRODと0.3mm真鍮線。

探照灯脇のワイヤーがちょうど用具箱(多分エリコンの弾薬箱)とバッティングしたので、用具箱の位置をずらしました。

舷側の手すりはソリッドの箇所とロープ張りの箇所とがあります。
ミヨシの手すりはミシン糸をコピックマーカーでロープ色に塗って表現。
左舷だけ終わったところ。右舷ははまだ仮接着。
グダグダでも良いので仮に柱を接着しておいて、糸を通しながらサラサラ系で接着部を軟化させて真っすぐに修正する、という工法が簡単でした。

ナイロン糸はケバ立たないし、弛んできたら線香であぶるとピンと張るので模型的には使いやすいです。
しかし、ジジイが手芸店と¥100均のネイルコーナーをウロつくのは本当に恥ずかしい。

あともう少し、となってからが長いのでした。

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日常へのリハビリ開始

2021年01月05日 | お船

数日ぶりに出勤して、帰宅しました。
ブログは5日で3回目の更新。
毎日どころか3日坊主にもなりませんでした。

しかし、お船の工作は毎日少しずつ、サボらずに作業しています。
まずはアンカーの固定具。メインの鎖から支線のように分かれている短いやつです。
実物では、メインの鎖を挟んで掴む部品と、掴んだ部品が動かないように固定する短い鎖、挟む位置を調整するターンバックルで構成されているようです。
キットのパーツを使いましたが、鎖とも棒とも見えるモッサリしたパーツです。
詳細な画像が見当たらかったので、スクラッチしませんでした。

この露天艦橋の中央部だけ、水色の迷彩色で塗り分けられていることに、今頃気づきました。
迷彩色は自家調色したので、多めに作ってありましたが、マスキングが面倒でした。
今回、船体のメインの色であるほとんど白に見えるグレイと、甲板のネイビーブルーは、吹付用にMrカラーとタッチアップ用に水性の両方で用意してあります。
迷彩の水色と緑はMrカラーしかなかったので、大袈裟にマスキングしてなんとかうまく吹けました。

2階のテラス両翼はエリコン機銃座になっています。機銃単体でできていますがまだ着けません。
手すりには、弾片除けと思われるファブリック風のパーツが着きます。
主砲座のメッシュは、もう2mm弱ほど低いのが正しいようです。
ロ-プを張った手すりの下段よりも、少し低くないとおかしい。

主砲も後部のポンポン砲もできていますが最後に着けます。
あとは前甲板の手すりと、マストの旗用のロープや電線類の工作が残っています。

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