また旧作。最近急にプラモの写真が撮ってみたくなったのは、この前買った本におおくらとしおさんがモデルアートの写真担当で、模型がかっこよく見える写真を撮る人だったと言う記事を読んだから。
しかし難しいね。かっこよく撮るの無理だわ。
10年ほど前に作ったタミヤ1/48のスピットファイア初期型。
「空軍大戦略」と言うバトルオブブリテンを描いた映画で、小学生の頃刷り込まれた英軍機のダークアースはもう少し茶色っぽいイメージだったけど、大人になってからこういうシックな色あいの作品をみて、このダークアースで塗ってみたいと思って作った。
素組みでとくに手も入れなかったし、作り易いタミヤスタンダードなキットなのであっという間に形になった。飛行機は飛んでる姿がもっとも美しいと思うし、好きなので脚をしまった。ついでに転がってたNゲージのジャンクモーターを仕込んだ。
定格12Vなので電池は6P9Vを、¥100均で買った切手を湿らすスポンジを入れるケースに入れ、トグルSWをつけた。プラパイプを曲げて翼下に接着。
オリジナルは水色のケースに透明のフタだったが、マホガニーとシルバーで重厚感(?)を出したつもり。
水平飛行じゃつまらないからバンクさせた。補助翼やラダーは直進のままだが気にしないの。
ケチってあんまり回さないので10年経ってもまだ回る。
肝心の写真はどうか。
バックの布はアイロン掛けないと皺が目立って駄目ねえ。
60mmマクロはD7000につけると、望遠気味なのでステージから50cm以上離れないと全景が入らない。ファインダーを覗いて構図を確認しては、置き位置や光源を調整したりで身体の移動量が多く、少々ウザい。助手でも雇って位置を動かさせて、いい位置で「はいストップ」なんて楽をしたいもんだ。
TOPと正面の2灯のZライト(蛍光灯に換装)でライティングするんだけど、照明はなかなか奥が深いわ。
Kくんの友達も1作品に300枚は撮ってるって言ってたけど、わかるなあ。ああ難しい。