94水偵の胴体をぶった切り、3mm延長することになった。
FW190を水冷にする際の胴体延長の話を初めて知った時は、いとも簡単にホンモノの飛行機でこんなことするなんて、ドイツの技術はすごいな、と思ったが、わが工廠の技術でその真似をできるのか。プラモだが。
延長部はエバグリのプラバンt1.5の2枚重ねとする構想。
そしたら先週、
「このカッター、厚板がチーズのようにサクサク切れるよ」と、Kくんが見せびらかして自慢するので、お借りした。
神の手のカッター。
正式名称は知らない。
¥10K近くする高級品とのこと。
片側のブレードにノーマルのカッター刃を付け、反対側はプラ角棒がアンビル代わりに付く。
簡単に交換できる。すばらしい。
番線切りのようにテコ式になっているので、軽い力でサクッと、ウソのように切れるわけだ。
刃が片側なので、切断面も食い違いにならず、キレイ。
t1.5がサクサク切れれば胴体延長も怖くない。
さて、実釣。
うーん。確かにサクサク切れる。
しかし、刃が奥まったところにあるので、目見当でカットできないのだ。
しっかり罫書線を書いて、位置合わせすればうまくいく。
ニッパーでやるように、実物合わせで、際ギリギリカットは無理。
t2までと聞いていたが、先に2枚接着したt3でやったら被削物に当たってやっぱダメ。
よく見りゃ、そりゃそうだ。
刃が2mm強しか出てないんだから、切れるわけない。
すごく良く切れるけど、高くて買えない。
概寸でザクザク切るとか、罫書いて切る仕事が多い人向き。
自分は使う機会が少なさそう。使わないものを買わずに済んだ。
神様が湖から、これとチョッパーを両手に持って出てきて、
どっちかやるから選べというなら、金の斧・・・じゃなくて、
NWSLのチョッパーと答えるかなあ。