S.E.5aは張り線を終えられたのであとは完成まで一息。
照準器は2年前に金属で作り直していました。
この照準器と上翼上の機銃を接着。
パステル粉で汚した車輪を接着し、接地面に0.55mm穴を明けました。
台にも0.55mmで穴を明けて0.5mmの真鍮線を挿し込み接着。
抜き差しするには少しシブかったので、あとでタイヤの穴は0.6mmに拡大しました。
木製の飾台はガラクタ箱に失敗作が放り込んであるのを見つけたので今回使うことにしました。
市販のアガチス飾台でピアノ鏡面仕上げに挑戦して、クリアを厚く塗り磨いたのですがうまくいかず失敗したのです。
ガラクタ箱の中で適度に汚れてキズついていて、今回のクラシック機にはアンティーク調みたいで良いかと。
子供が小学校の時に作った本立てをバラして得たタモのような材料で作ってあったのですが、これは他に流用します。
釘穴や傷を避けてトリミングしたら変な異形になりました。
外周をトリマーで成形してオイルステインを塗りました。
銘板はエクセルで作成しUSBに保存。自宅のプリンターがインク切れなのでファミマで紙に印刷しました。
それをOHPフィルムにコピーしようとしたら、手差しトレイが使えずしかもA4用紙トレイも開きません。
諦めきれずに隣のセブン11に行ったら、手差しトレイはやはりダメでしたがA4用紙トレイは開いたので無事コピー成功。
セブン11なら紙を介さずにOHPフィルムに直接印刷もできそうです。
真鍮板を磨いてプライマーで表面酸化を止めて、OHPフィルムを合わせて孔明け。
RODEN Ukraineって入れちゃいました。
大きさの比較にタミヤP-51の将校とファインモールド彗星の搭乗員を並べてみました。
英空軍はRAFではなく、WW1ではロイヤルフライングコープだそうです。
軍服は丈の長いジャケットに乗馬ズボン、ロングブーツですが、この丈の短い革ジャンのアメリカ将校をベージュに塗るだけでは誤魔化せそうにありません。
なのでフィギュアを置くのは諦めて完成したことにします。
エデュアルドがWW1のフィギュアキットを出していたようですがどこも売り切れでした。
上翼の貼り付けに随分苦労しましたが、何とか3年半の時を経て完成しました。
木と布と鉄を使って人間が作った、という手作り感がクラシック機の魅力ですね。
クラシックカーと並べてみたいとも思いました。