アベンジャーの画像をモノクロにしたら面白いのでは、というコメントをhajimeさんから頂いて閃きました。
当時の実機のモノクロ画像をウエザリングの参考にしましたが、この汚れをどの程度再現できているのか、プラモデルをモノクロにしたら確認できるではないかと。
プラモデルの箱画の作家さん(確か大家の)が坂井三郎さんに、自分の描いた主脚からオイル漏れしている零戦の画を見せたら「こういうものは絵に描くものではない」と叱られたというエピソードを思い出しました。
米軍機もこのころのオイルシールは品質が悪くてオイル漏れしていたんですね。アベンジャーが重量級だからでしょうか。
この脚庫からのオイル漏れを茶系のウエザリング塗料で流してみたんですが、少し薄すぎるかなとは思っていました。
これをモノクロ変換してみました。
全然だめですね。薄すぎです。実機がいかに真っ黒だったかということですね。
コントラストをやや強めにしてもまったく汚れが感じれらません。
こげ茶色のように濃い色にすべきでしたね。
飛行状態の画像をモノクロにするのは、屋外撮影でバックに青空を入れた画像で試してみたいと思います。
hajimeさんありがとうございました。
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モノクロだとウエザリングのリアル感が増すイメージを持っていたのですが、実際はほとんど目立たないのは意外でした。
やはりカラーでは見えていても、グレーの世界になると中間色は目立たなくなってしまうんですね。
なんかお手数をおかけしただけですいません。
以前、駆逐艦の完成品をモノクロにしたら良い雰囲気だったので、それを連想してしまいました。
よく考えれば駆逐艦に排気ガスや硝煙のウエザリングはしていないので、飛行機とは全然違いますよね。
モノクロでも汚れがわかる実機は、どれほど汚れているのか想像するとちょっと怖くなりますね。
いつになるか今のところ分かりませんが、A-10C サンダーボルトII や震電の完成品を忘れなかったらモノクロでも撮ってみようと思います。
非常に面白い事実と発見があって興味深かったです。昔のモノクロフィルムは、特定の色に対する発色が極端だったりして、単純にカラーのモノクロ化では再現できないと聞いたことがありますが、素人の簡易的な確認には十分だと思います。
色にごまかされて表現できてなかったんだなと再認識できました。自分の作品だと脳が補完しちゃうんでしょうね。それで客観視できない。
完成の前に写真を撮って見落としがないか確認してますが、モノクロ化も手順に加えようと思いました。