くたばれ、マニュアル! 海保著 新曜社 刊行
作業マニュアル書かないとなぁ、と思って買ってみたもの。よいマニュアルを書くための本だが、基礎的・表層的なことが多い。例えば、図を多くする、ユーザがやりたい事を目次に書く、といった話である。もちろん、いたづらに図を多くするだけでは効果がないので、図を入れる場合の「文法」も説明している。使いやすいマニュアルにするには、そういうところの積み重ねが重要なのだ。
でも、大切なのは想像力で、ユーザの立場になれる人じゃないと本当にいいマニュアルは書けないと思う。ユーザの立場になって考えることができた人が読むべき本だと思う。