心の風景 認知的体験

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認知的体験
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行動ファイナンス

2007-06-06 | 認知心理学
● 行動経済学(behavioral economics)
経済活動もまぎれもなく人間が深く関与する社会的な活動である。したがって、そこに人々の心が反映されるのも当然である。しかし、これまでの標準的な経済学では、人々の心は、計算合理的で自己の利益の最大化をはかる存在として仮定されて、モデルに組み込まれていた(実際は排除されていたとうほうがふさわしい扱いであった)。しかし、認知科学、認知心理学の影響もあり、人の心の「非合理的」な面の研究が進み、経済活動もそうした人の心の特性を組み込んだモデル化をしないと現実的なものになりえないことの認識が支配的になり、1978年にノーベル賞を受けたH.サイモン、およびノーベル賞の受賞は2002年と遅れたもののD.カーネマンとA.トヴエルスキーの「プロスペクト理論」(――>)の影響もあり、1980年頃から研究が活発になった。
なお、領域や立場は微妙に異なるが、行動ファイナンス(finance),経済心理学(economic psychology)という言葉も使われる。

模擬訓練

2007-06-06 | 安全、安心、
「安全・安心の心理学;リスク社会をいく抜く心の技法46」
新曜社

3-8
06・6・20海保博之
3部 危険対処
模擬訓練


ム危険を擬似的に体験することから学ぶ
●危険に遭遇することはほとんどない
特別に危険な仕事に従事している人でない限り、身の危険に遭遇することは、一生のうちでも数えるほどという人が大部分であろう。自分の個人的な体験でも、ヒヤリハット体験は数々あれど、身の危険を感ずるようなことは、幸いなことに皆無である。
そんなこともあって、ニュース報道で安全を脅かす数々の事件、事故、災害が取り上げられることの多い昨今ではあるが、それが明日は我が身に、と思う人もそれほど多くはない。多くの人は、それはどこか特別な世界で起こった絵空事との思いさえある。
そうなると、問題は、実際に危険に遭遇したときの対処の方策を身に付けることができないし、その必要性さえ感じないということにもなりかねない。そこで考え出されたのが、疑似体験、模擬訓練である。

今日のしゃくなこと

2007-06-06 | 心の体験的日記
4年生とテニスをする日
前回は、勝った。
今日はごろ負け。
学生いわく、今回は、自分のラケットなので。
うーん、前回が特別だったのか。
勝負にこだわらないで、楽しむことにするか。
でも、勝ちたいねー