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心理学研究法

2007-06-11 | Weblog
心理学研究法 第1回 心理学研究法概説
講義概要 放送大学20年度より
●この回(章)のねらい
心理学研究法の特徴を理解し、んぜ、心理学研究法が問題になり、また多彩な研究法があるのかを知る。
● 講義の構成
1. なぜ、心理研究法では研究法が問題になるのか
①実証の科学たろうとしたから
 心理学創設者であるブントと精神物理学の基礎を打ち立てたフェヒナーの業績を通して、心理学における実証とは何かを探る。
②研究の対象が見えないから
 心は主観的には実在するが、目にみえない。それを研究するために、さまざまな工夫をしなけれならない。一つの例として、構成概念的なアプローチを例にとって、その工夫の一端を紹介してみる。
2. なぜ、心理学の研究法は多彩なのか
①研究上の立場や現実的な制約が多いから
心をこう考える、だからこういう研究法で研究するとなるのだが、こう考えるのところが、実にさまざまなため、多彩な研究法が生み出されることになる事情を紹介する。
②心そのものが多彩だから
心はとらえどころがないほど多彩である。当然、それを研究する方法論も多彩にならざるをえない事情を紹介する。
③時代思潮が変わるから
時代とともに、心理学の中で、心がどのように考えられてきたかを概観してみる。

日本映画

2007-06-11 | Weblog
海猿
県庁の星
立て続けにみた。
こりゃ一体なんなんだ。
子ども騙しのストりー展開
必然性のない場面が突然出現
もう少しまじめに作るべきではないか
日本映画が復調しているらしいが、
こんものを作り続けるようでは、先がしれている。

やっときた雨

2007-06-11 | 心の体験的日記
土日は雷雨がくるらしいというので
外出を控えていたが、いっこうに来ない。
日曜日、しびれを切らして、出かけようとしたら、
やっと豪雨
午後3時になり、やっとやんだので
喫茶店で、紅茶とケーキの夕食?
おかげで読書もDVDの鑑賞もできた

注意集中

2007-06-11 | 認知心理学

海保・松尾「キャリアアップのための発想術」培風館
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20文字/1行 60行 文字のみ

頭を柔らかくする(10)



注意集中 できそうでできない

******ポイント

1)自分の注意集中と持続のくせを知る

2)注意の自己管理の方策を用意しておく

3)注意管理を支援する環境作りも大切

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●注意集中と注意持続

 注意を集中することと、それを持続することとは別ものである。となると、図に示したようなタイプ分けができる。筆者は、「気配り型」であるが、あなたはどのタイプであろうか。

 どのタイプが良い悪いということではない。自分のタイプ、あるいは部下のタイプを知ってその特質を活かして生きていく、あるいは活用していくのが一番ということになる。



●タイプ別の特徴

 では、タイプ別の特徴を摘記してみる。

○真剣勝負型 

 水準以上の仕事を着実にこなすが、一つのことにのめり込んでしまい視野狭窄、思い込みをおかしやすい。

○一発勝負型 

 リスク管理、時間管理がへたなので、危なっかしい。きまぐれであるが壷にはまると凄い仕事をする。

○気配り型 

 状況に即応できるし、対人関係も良好。しかし、浅い仕事しかできない。

○じっくり型 

 マイペースで長期目標に向かって努力できるが、適切な状況認識ができないので、ときには邪魔者的な存在になりがち。



●注意管理をする

 注意はある程度は自己管理ができる。ここ一番、注意の集中が必要なところでは、気合いを入れる。注意の持続が危なくなってくると一服する。

 しかし、こうした注意の自己管理には限界がある。やっかいなことに注意資源を仕事の方にフルにつかっているときこそ、注意自己管理ができにくくなってしまう。

 そこで、2つの方策をあらかじめ立てておくことを勧める。

 

●注意の自己管理を儀式化する

 注意は仕事に7割、自己管理に3割くらいが、適性配分であるが、3割確保が意外に難しい。

 そこで、それを保証できるような方策を生活の中に組み込んでおいて(儀式化しておいて)、否が応でも注意の自己管理に思いがいくようにしておくのである。スポーツ選手がやる集中儀式のようなものを自分なりに工夫してみるのである。たとえば、

・パソコンをたち挙げたら、ともかく何か書 き出してみる。

・身体のちょっとした不具合を感じたらとも かく仕事を中断してみる



●注意の自己管理を支援する環境を作る

 注意の自己管理には限界があるとすると、もう一つの方策は、自分の周囲に注意管理を助けてくれる環境を作り出しておくことである。

 強制的な休憩・休暇もその一つだし、周囲からの忠告をもらえるようにしておくのも有効である。



****63行 本文のみ



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図 注意の集中と持続からみた人のタイプ





別添



「解説」

 数値は、ある授業で調査して得られた人数比である。最も簡便なタイプ分けの仕方として、何が好きかを考えてみるとよさそうである。もう一つは、次のようなリストで自己チェックしてみることである。

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チェック 「集中力と持続力をチェックする」



別添



「解説」

 チェックが多いほど、集中力がある、持続力があることになる。この結果をみて、今一度、自分のタイプがどれかを確認してほしい。



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図 注意量と仕事のパフォーマンス







別添





「解説」

 注意はたくさん注げばいいというものではない。仕事の内容に応じた、最適な注意量の水準がある。それを越えると、かえって仕事量が低下してくる。