心の風景 認知的体験

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内観療法

2009-07-01 | 健康・スポーツ心理学
● 内観療法
 非行少年の更生施設などで活用されている心理療法の一つに内観療法(吉本伊信氏による)というものがあります。
 過去を振り返って、「何をしてもらったか」、それに対して「どんなお返しをしたか」を内観させるものです。
 かわいがられた経験の少ない非行少年でも、あらためてこういう振り返りをする機会を得ると、ざまざまな感謝体験が回想されるようです。それが非行少年たちを変えるきっかけになるようです。

批評汚染が怖い

2009-07-01 | 心の体験的日記
1Q84
book1の半分まで
あちこち批評だらけ
でもあえて読まない
読んだらもっとおもしろくなるかもしれないし
がっくりくるかもしれない
いずれにしろ、面白く楽しく読んでいるのだから
邪魔しないでほしい気持ち

1Q84の意味がわかっただけでも楽しい
これをあらかじめ、それは、こういうこと
といわれてしまったはねー

それにこの本
一気加勢に読む本ではなさそう
ゆっくりゆっくり楽しんでいる
紙の批評はよまなければよい
しかし、週刊誌の見出しなどはいやがおうでも目に入る


感動体験

2009-07-01 | 健康・スポーツ心理学
感動体験
そうそうはない
なぜなら、いろいろの意味で、
日常の感情体験より数段上の体験だからである
感情の水準も高い
感動する内容とそれに伴う感情の質も上質

それを比較的、簡単に体験させてくれるのが
映画、小説、音楽
これらは、日常から切りはなすことで
感情体験を日常から切り離し
感情の一点に働きかけることで体験を純化する

感動は人を元気にする
一日一度は無理で
1週間に一度なら
自分で感動体験の場で足が運べる




わからない講義に対する対処のさまざま

2009-07-01 | 教育
わからない講義に対する対処のさまざま
  ・自助努力をする
  ・質問する
  ・隣の友人に聞く(相談私語)
  ・わかるレベルの目標設定を下げる
    試験に通ればよい
    わかるところだけわかればよいなど
  ・私的私語(講義に無関係な私語)
  ・逃避(寝る、欠席するなど)

日のめをみない原稿

2009-07-01 | 心の体験的日記
部屋を整理していると
へーこんな原稿がねー
というのがときどきある
きょうみつけたのは、「理系人間と文系人間」
なかなかいいところをついた前書きと目次がある
もっと理系人間を育てるようよ
という主張を訴えようとしたもの

ファイルがあれば披露できるのですが。
残念

Dr.Fox効果

2009-07-01 | 教育
大学生を相手に、こんな実験をしたというのです。
一つのクラスでは、内容は支離滅裂、しかし、話術、非言語的メッセージも巧みに、俳優が扮するドクターフォックス(キツネ博士)氏が講義をします。  

もう一方のクラスでは、理路整然と、しかし、話術、非言語的メッセージは控え目にしたドクタージャパン氏が講義をします。  

講義終了後に、学生にそれぞれの先生の授業評価をしてもらいます。どちらのほうが、良い評価を受けたと思いますか。  ドクターフォックス氏のほうです。なんと、内容についての評価点もドクタージャパン氏より良かったのです。  これは、Dr.Fox効果として知られています。  

だからといって、内容のほうはおざなりでよいということではありません。ただ、内容さえ良ければ、発表の仕方はどうでもよい、と考えがちな日本人には、Dr.Fox 効果は教訓的ですね。  

ちなみに、授業評価の観点には、内容の好し悪し、講義の仕方の巧拙、さらに、教師の熱意の3つがあります。Dr.Fox効果は、内容だけよくても学生はついてきません、という教訓を教師に投げかけていますね。