「心を元気にする習慣づくり」
なぜ、こんな連載をしようと思いたったのか。いくつかの理由がある。
まず、個人的な理由から。
東京成徳大学では、平成20年度より応用心理学部を発足させた。これまで人文学部で肩身の狭い思いをしていたが、これで晴れて心理学の一部門の学部として飛躍できることになった。学科としては、現在は、臨床心理学科と福祉心理学科の2つの学科からなるが、平成21年度から、健康・スポーツ心理学科が加わることになる。
この3学科は、図に示すよう全体構想になっている。
健康・スポーツ心理学科
心の元気
臨床心理学科 福祉心理学科
心の癒し 心の幸福
「臨床心理学科」と「福祉心理学科」が心身の癒しと幸福づくりの支援をおこなう技法の教育研究を志向しているのに対して、「健康・スポーツ心理学科」は、心身の元気づくりの技法の教育研究を志向することになる。
筆者は、現在、「福祉心理学科」に所属しているが、平成21年4月からは「健康・スポーツ心理学科」に移籍することになっている。そこでは、心理学全般の講義に加えて、ポジティブ心理学も担当することになっている。その準備も兼ねて、心の元気について、この際、考えてみようというのが、こうした内容のブログの連載を企図した個人的な理由である。
もうひとつの理由は、ポジティブ心理学の台頭である。
これの嚆矢とされているのが、1998年の米国心理学会の機関紙での会長セリングマン(M、E. P. Seligman)あいさつであった。彼は、臨床心理学隆盛の20世紀後半の心理学の潮流が、21世紀になりかわりつつあるとして、人間のポジティブ面、優れた面に目を向けたポジティブ心理学を提唱したのである。ねらいは、生活、趣味、仕事、対人関係において、人生の幸せをいかに作り出していく技術を開発していくことにある。
皮肉なことに、セリグマンは、無力感は学習の産物であるとする発見をしたことでつとに名が知られていただけに、このあいさつは、衝撃的であった。それだけに、大きな影響を与えた。
まだポジティブ心理学の潮流が一つの大河を形成するまでには至っていないが、日本でもすでに、島井哲志氏による編集本「ポジティブ心理学-21世紀の心理学の可能性」(ナカニシヤ出版)から2006年に出版され、本邦での研究が活発化する兆しがある。そのあたりを勉強してみたいという気持ちが本ブルグ連載の2つ目の意図である。
最後の理由は、ブログ限定ではあるが、お読みいただくことで、読者に少しでも心が元気になってもらえればとの気持ちからである。
今、全世界的に、大不況の嵐が吹き荒れなんとしている。社会全体に元気がない。しかし、それでは、ますます不況になり、ますます元気がなくなってしまう。社会も人もネガティブ・スパイラルに陥ってしまう。
経済のほうはわからないのでなんともしようがないが、心のほうはわかる。せめて、心だけでも元気になってほしい。それが、もしかすると、ひいては、経済の回復にもなるかもしれない。そんな思いもあっての連載である。
第1部 頭を元気にする(ふつふつと思いが湧いてくる。どんどん答が思いつく。時間を忘れる。
・ 連想 @
・ 回想 @
・ 熱中 @
・ 質問
・ 批判
・ 書く
・ 知的好奇心
・ 上達
第2部 気持ちを元気にする(ポジティブ感情に溢れる。未来志向になる。生き生きしている。 9個
・ 幸福感 @
・ ポジティブ感情
・ 信念@
・ 感動
・ リラックス
・ 心身一如@
・ やる気
・ 使命感
第3部 仲間を元気にする(ポジティブ・コミュニケーション、お互いにポジティブ感情になる。話がはずむ。また会いたくなる。 7個
・ 挨拶 @
・ ほめ言葉 @
・ 笑い @
・ 傾聴
・ 親切
・ 愛
・ 競争
・ 感謝◎
なぜ、こんな連載をしようと思いたったのか。いくつかの理由がある。
まず、個人的な理由から。
東京成徳大学では、平成20年度より応用心理学部を発足させた。これまで人文学部で肩身の狭い思いをしていたが、これで晴れて心理学の一部門の学部として飛躍できることになった。学科としては、現在は、臨床心理学科と福祉心理学科の2つの学科からなるが、平成21年度から、健康・スポーツ心理学科が加わることになる。
この3学科は、図に示すよう全体構想になっている。
健康・スポーツ心理学科
心の元気
臨床心理学科 福祉心理学科
心の癒し 心の幸福
「臨床心理学科」と「福祉心理学科」が心身の癒しと幸福づくりの支援をおこなう技法の教育研究を志向しているのに対して、「健康・スポーツ心理学科」は、心身の元気づくりの技法の教育研究を志向することになる。
筆者は、現在、「福祉心理学科」に所属しているが、平成21年4月からは「健康・スポーツ心理学科」に移籍することになっている。そこでは、心理学全般の講義に加えて、ポジティブ心理学も担当することになっている。その準備も兼ねて、心の元気について、この際、考えてみようというのが、こうした内容のブログの連載を企図した個人的な理由である。
もうひとつの理由は、ポジティブ心理学の台頭である。
これの嚆矢とされているのが、1998年の米国心理学会の機関紙での会長セリングマン(M、E. P. Seligman)あいさつであった。彼は、臨床心理学隆盛の20世紀後半の心理学の潮流が、21世紀になりかわりつつあるとして、人間のポジティブ面、優れた面に目を向けたポジティブ心理学を提唱したのである。ねらいは、生活、趣味、仕事、対人関係において、人生の幸せをいかに作り出していく技術を開発していくことにある。
皮肉なことに、セリグマンは、無力感は学習の産物であるとする発見をしたことでつとに名が知られていただけに、このあいさつは、衝撃的であった。それだけに、大きな影響を与えた。
まだポジティブ心理学の潮流が一つの大河を形成するまでには至っていないが、日本でもすでに、島井哲志氏による編集本「ポジティブ心理学-21世紀の心理学の可能性」(ナカニシヤ出版)から2006年に出版され、本邦での研究が活発化する兆しがある。そのあたりを勉強してみたいという気持ちが本ブルグ連載の2つ目の意図である。
最後の理由は、ブログ限定ではあるが、お読みいただくことで、読者に少しでも心が元気になってもらえればとの気持ちからである。
今、全世界的に、大不況の嵐が吹き荒れなんとしている。社会全体に元気がない。しかし、それでは、ますます不況になり、ますます元気がなくなってしまう。社会も人もネガティブ・スパイラルに陥ってしまう。
経済のほうはわからないのでなんともしようがないが、心のほうはわかる。せめて、心だけでも元気になってほしい。それが、もしかすると、ひいては、経済の回復にもなるかもしれない。そんな思いもあっての連載である。
第1部 頭を元気にする(ふつふつと思いが湧いてくる。どんどん答が思いつく。時間を忘れる。
・ 連想 @
・ 回想 @
・ 熱中 @
・ 質問
・ 批判
・ 書く
・ 知的好奇心
・ 上達
第2部 気持ちを元気にする(ポジティブ感情に溢れる。未来志向になる。生き生きしている。 9個
・ 幸福感 @
・ ポジティブ感情
・ 信念@
・ 感動
・ リラックス
・ 心身一如@
・ やる気
・ 使命感
第3部 仲間を元気にする(ポジティブ・コミュニケーション、お互いにポジティブ感情になる。話がはずむ。また会いたくなる。 7個
・ 挨拶 @
・ ほめ言葉 @
・ 笑い @
・ 傾聴
・ 親切
・ 愛
・ 競争
・ 感謝◎
現状を少しでもみずからの力で変えることができる状況を作り出すことです。
フランクルの体験記のなかに、みずからの空腹を我慢して、餓死寸前の人にパンを分け与える話があります。自分で状況を作り出すと言っても良いかもしれません。
こうしたことがこうした状況でもできるかどうかは、過去の生き様、あるいは、強固な信念の有無が問われるところですね。
自分のささやかな試みは、ユビキタス・ドネーション。つまり「寄付あるところどこでもいつでも寄付を」の心がけです。
フランクルの体験記のなかに、みずからの空腹を我慢して、餓死寸前の人にパンを分け与える話があります。自分で状況を作り出すと言っても良いかもしれません。
こうしたことがこうした状況でもできるかどうかは、過去の生き様、あるいは、強固な信念の有無が問われるところですね。
自分のささやかな試みは、ユビキタス・ドネーション。つまり「寄付あるところどこでもいつでも寄付を」の心がけです。
2009.07.27(月) 2605 PV 753 IP 617 位 / 1266401ブログ
2009.07.26(日) 2107 PV 607 IP 803 位 / 1265896ブログ
2009.07.25(土) 2187 PV 533 IP 957 位
今朝、うなぎまぶしを食した
だから、うなぎのぼり
というのは嘘で
土日は、一気に減る
月曜日で一気に回復の定型パターンです
愛読感謝です
2009.07.26(日) 2107 PV 607 IP 803 位 / 1265896ブログ
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だから、うなぎのぼり
というのは嘘で
土日は、一気に減る
月曜日で一気に回復の定型パターンです
愛読感謝です
集中を永続きさせるための心の習慣ーー注意の持続
1 急激な変化をしない環境を用意する
2 早朝を有効に使う
3 時間を分割する
4 やる内容を分割する
5 初頭効果,終末効果を利用する
6 小刻みに結果をチェックする
7 エサを設定する
8 知的好奇心をたやさない
9 要求水準をコントロールする
10 大きな目標をときどき思い出す
11 むずかしいものにこだわり過ぎない
12 目や耳からの刺激を利用する
13 「ついで主義」を実行する
1 急激な変化をしない環境を用意する
2 早朝を有効に使う
3 時間を分割する
4 やる内容を分割する
5 初頭効果,終末効果を利用する
6 小刻みに結果をチェックする
7 エサを設定する
8 知的好奇心をたやさない
9 要求水準をコントロールする
10 大きな目標をときどき思い出す
11 むずかしいものにこだわり過ぎない
12 目や耳からの刺激を利用する
13 「ついで主義」を実行する
●認知的体験 04/2/21海保
「司馬史観」
寿司屋での読売新聞の斜め読みだったが、歴史家の間で、司馬史観の見直しの動きがあるらしい。当然である。歴史に一つの見方しかないはずはないと思うからである。史実での見直しさえあってもよいと思う。生前になんらかの論争があってしかるべきだったと思うが、アカデミズムにはそんな動きはなかったのか。だとすると、日本の歴史学はだらしがない。たった一人の小説家にしてやられていたのか。それにしても、どの本を読んでも最後まで読ませる司馬文学の魅力は凄い。今は、「竜馬がいく」を4巻まで読破。
@@@@@
来年の大河ドラマがまた竜馬らしい やや食傷気味
もうそろそろ、坂の上の雲 NHK 放映になるはずだがなー