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目標にも2つある 「心の元気

2010-03-28 | ポジティブ心理学
目標にも2つある

遂行目標とは、大学に合格する、オリピックで金メダルを取るといったように、多かれ少なかれ他者との競争の結果を目標にするものです。

課題目標とは、英字新聞が辞書なしで読めるようになる、トリプルアクセスができようになるといったように、努力の結果として自分の力の向上を目標にするものです。

言うまでもなく、他者との比較を内に秘めた遂行目標は、心の元気という点では、リスクがありますね。負ければ落ち込みますし、勝てば元気になれます。勝負の世界、これがあるから面白いのですが、一方では、課題目標にも目を向けると仮に遂行目標が達成できなくとも、落ちこまないですみますし、元気回復のきっかけにできます。
負けたスポーツ選手のコメントに「あそこまでやれて満足です」といったコメントがありますが、まさに、遂行目標と課題目標とを微妙に切り替えているのです。

真正の元気 「ポジティブ心理術」

2010-03-28 | ポジティブ心理学
使命感は社会との絆の中での元気づくり、宗教心は個人が真善美を果てしなく追求する中での元気づくりです。
こんなことを考えているからでしょうか、思わぬ本に遭遇しました。
今日、本屋で東野圭吾著「使命と魂のリミット」(角川文庫)を偶然みつけました。なにやらこのタイトル、自分のこの考えと共振しているようで嬉しくなり買ってきてしまいました。読みました。ミステリーを超えた本でした。医師、看護師、患者、警察官、刑事、そして犯罪者さえもが、まさに、
「人間というのは、その人にしか果たせない使命というものを持っているものなんだ。誰もがそういうものを持って生まれてきているんだ。」
を実践して生きるすごさを描ききった感動のミステリーでした。使命感も
それを突き抜けると宗教心にまで高まるのですね。

ほめられ体験の効果

2010-03-28 | ポジティブ心理学
乳幼児期の親からのほめられ体験の効果は、これ以外にも、主体性や思いやりなど社会適応力の高い子に育つことも最近の筑波大学教授・安梅勅江氏の大規模な調査でわかっています。(gooニュースより)