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情動知

2010-03-29 | 心理学辞典
野田の定義を敷衍する形でここでは情動知を考えてみる。
考えどころは、2つある。
 ひとつは、情動とのかかわりである。現実の認識にとって、情動は、しばしば「正しい認識」を妨げる心の機能として位置づけられる。ここで、「正しい認識」の意味は、現実の正確なコピーとしての認識である。情動が関与したために「正しい認識」が妨げられる例は、たとえば、事件の目撃証言などでは、ごく普通に見られ、ときおり決定的にやっかいな事態を引き起こす。
しかし、情動と認識とのかかわりは、「正しくはないが妥当な認識」にとって不可欠という面もある。野田の定義にもあるように、「意識を狭窄させての認識」も、現実の認知的複雑さを減少させてそのときその場での「妥当な認識」へと導くことがある。たとえば、対人印象の形成や対人認知の際に、こうした認識が有効である。

 2つは、現実(自然と社会)と自己との融接である。知が生み出される現場は、現実である。自己が現実を天空から覚めた目で眺めることで、その現実の知は見える。それは、知識として体系的に収集することで抽象の世界で力を発揮する。それに加えて我々は日常知とともに生活をしている。日常知は、現実と自己とが一体になって時々刻々変化する状況の中で展開させる即興的な性格を帯びている。「シャーマン的」と呼ぶほど高い緊張状態になることはまれとしても、あれこれ考えずとも状況適応的に振舞えるときの支えになっている知の世界である。

肩サポータも効果ありそう

2010-03-29 | 心の体験的日記
1週間ぶりにテニスをした
肩、腰、そして肩にサポーターをして
1時間半
なんとか痛みを感じないでできた
サポーターってこんなに効果があるとは知らなかった
これでしばらくがんばる
内からはヒアルロン酸で若さを保つ
ここでテニスから撤退は絶対にできない