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ストローク「ポジティブ心理術トレーニング

2011-05-15 | ポジティブ心理学
ポジティブマインドづくり「ストローク」

ストロークとは,「相手を認める様々な言動」のことを指しています。このストロークの出し方や受け取り方によって,人間関係も変わってきます。
表のように、それぞれの手段ごとに、ポジティブなストロークとネガティブなストロークとがあります。
●ストロークの手段          
 ポジティブ            ネガティブ
「スキンシップによるもの
接触を伴うもの
・抱きしめる            ・突き放す
・撫でる
・握手する
・肩をたたくなど

「バーバルによるもの
相手に話しかけるなど
言葉を用いて相手の存在を認める ・あいさつする            ・無視する
・励ます
・ほめる               ・
・                   
・                 ・責める
「ノンバーバルによるもの
言葉以外のストロークを
用いて相手の存在を認める
・ほほ笑む
                  ・にらむ
・うなずく
・                 ・視線を外す

(http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070221/262695/?ST=slfperより)
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考えてみよう(交流分析 傾聴 カウンセリング)
●上の表のそれぞれの項目の余白に、反対のことを書き入れてみよう。

●あなたが親に対してよく使うストロークの手段、質(ポジかネガか)を分析してみよう。
    手段   ポジーネガ




ポジティブ・シンキングのクセをつけよう

2011-05-15 | ポジティブ心理学
取材原稿


生き活き健康講座生き活き健康講座
ポジティブ・シンキングのクセをつけよう


新しい年のスタート! からだの健康はもちろん、
明るく前向きでいられるように、心の健康づくりも始めたいものです。
そこで今号は、心とからだを元気にするコツを、東京成徳大学教授の海保(かいほ) 博之氏に伺いました。


メジャーリーグで大活躍中のイチロー
をはじめ、一流スポーツ選手には、ある
共通点があります。それは、肉体だけで
なく、頭と気持ちも元気で健康だという
こと。だからこそ大きなプレッシャーや
スランプにも打ち勝てるのです。皆さん
も頭と気持ちを元気にして、2010年を
前向きに過ごしましょう。

頭を活性化する
「頭」を元気にするキーワードは「活
性化」です。頭を活性化するためには、
常に頭の中に課題や目標をもった状態
にしておくこと。それも、短期、中期、長
期でもつことが大切です。英語なら、言
い回しを一つ覚える、一曲歌えるように
する、英会話をマスターするということ
でもよいでしょう。取り組むべきことが
あることで頭は常に活性化します。

ポジティブ・シンキング
頭を活性化するにも、よい活性化と悪
い活性化があります。

頭をよいほうに働かせる「ポジティ

ブ・シンキング」のクセをつければ、前向

きになり、大きな目標にもチャレンジし

ようという意欲もわいてきます。そのた

めの基本ポイントは「ものごとの見方」を

変えること。

たとえば、コップに半分水があるとき、
「コップ半分しか水がない」と考えるか、
「コップに半分も水がある」と考えるか

で、まったく気分が違ってきますね。常

にものごとをよい面でとらえるクセを

つけるトレーニングをしましょう。

失敗したときも「ポジティブ・シンキン

グ」です。失敗の原因はひとつではあり

ません。それを論理的に書き出すなどし

て、一度冷静になって考えれば、気持ち

がラクになり「まあ、いいか」と、この先

を考えられるようになってきます。

からだを使って
気持ちを元気に
ものごとを暗いほうに考えがちだとい
うネガティブ思考の人は、からだをうま
く使って気持ちを元気にしましょう。

まだ半分ある!ゆっくり
ゆっくり
早く!
早く!
ありがとう!
ポジティブシンキング
・ものごとのよい方をみる
・頭を活性化する
からだを通して
気持ちをコントロール
・ゆっくり歩く ・意識的に早く歩く
オープンマインドハート
・元気の感染力を活用する
・失敗は「ま、いいか」
人間は心臓の動きを自分の意思でコ
ントロールすることはできませんが、呼
吸は意識的に変えることができます。深
呼吸すると落ち着いていくように、ゆっ
くりめのウォーキングで呼吸を規則的に
すると気持ちは穏やかになります。逆に、
意識的に歩くスピードを上げると気持ち
もハイテンションに。

このように、気持ちが落ち込んでいる
なあというときには、ウォーキングやス
トレッチをして気持ちをコントロールす
る練習をしてみましょう。軽い運動は、
からだの健康づくりの基本でもありま
す。ぜひトライしてみてください。

「元気の感染力」を借りる
「元気」の周囲への感染力も見過ごせ
ません。そのパワーを借りましょう。い
ちばん簡単なのは周りの人をほめるこ
と、感謝することです。すると相手が元
気になり、それが自分にもはね返ってき
て、あなたの周りが元気でいっぱいにな
るはずです。

苦手な相手にも、ほめる、感謝するこ
とを意識して接するようにすれば、相手
も確実に変わります。それがあなたの苦
手意識を取り払ってくれるでしょう。

このように、元気を作ることは難しい
ことではありません。まずはできること
から、ぜひ実践してみてください。

東京成徳大学教授
海保博之さん
1942年千葉県生まれ。東京成徳

大学応用心理学部「健康・スポー

ツ心理学科」教授。著書に『失敗

を「まあ、いいか」にする心の訓練』
(小学館文庫)など。

〈プロフィル〉山崎ひろみ(やまざき・ひろみ):フリーライター。医療・健康をメインに雑誌などに執筆中。
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