ポジティブマインドづくり「失敗の意義」
うまくいった体験は、自信や喜びになり、次回以降もうまく取り組んでいくために役立てることができるでしょう。
では、うまくいかなかったと感じられるような体験をした時は、どのように感じるでしょうか?
落胆したり、イライラしたり、悲しみを感じたりする人もいるでしょうし、次の挑戦へのエネルギーにしていく人もいるでしょう。
落胆、イライラ、悲しみなどは、一般的には悪い感情のように思われていることもあります。
ですが、落胆しているということは、希望や目標がそれだけ大切だということでもありますし、イライラしているのは、本来はもっとうまくできるはずだと感じているからこそ、湧いてくることもあります。
悲しみも、大切な何かを失ったと感じるときに湧いてくる気持ちですので、そういう意味では、大切な何かをしっかり持っている証拠でもあるのです。
そして、落胆し、イライラし、悲しみを感じる体験を持っているからこそ、喜びやワクワク、喜び、達成感などを、より強く味わえるのでしょう。(斉藤孝)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@考えてみよう(失敗感情 内省 自己評価 相対評価 ネガティブスパイラル)
● 「失敗をばねにする」とはどういうことですか?
●自分の目標、規準からの評価を、他人との評価(相対評価)と比較して、その良い点、悪い点を考えてみよう。
良い点 悪い点
自己評価 一人よがりなる
相対評価 集団の中での位置がわかる
● 最近の失敗を挙げて、そこから学んだことは何かを考えてみよう
例 約束の日取りを間違えた==>事前の確認をすることの大切さを学んだ