事務経由で、この原稿依頼の電話が入りました。来客中だったので、メールにしてくださいとお願いして、アドレスを伝えました。
私「hkaiho@--- です」。
編集者「hのあと何もなし?」
私「はい、なしです」
しばらくすると、メールが届きました。でもはっと、気がつきました。このアドレスは「h-kaiho@――」が正解でした。
5年前に原稿を頼まれたことがあるので、編集者の方は、アドレスを知っていたのか、あるいは、何か間に区切るが入るのが普通という知識のどちらかから、「hのあと何もなしですか?」と聞いたのだと思います。
事務ミスの原稿依頼の入口のところでのこのミス。なんともお恥ずかしい話です。しかし、そのおかげで、いつも苦労する原稿の書き出しがすらすらでした。「怪我の功名」。これも、のちほど触れることになると思います。