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なんとなくだるいなー

2019-06-03 | 心の体験的日記
温度はままーだが、湿度が高い。
外は実に穏やか。
でもこんな天候、意外と気分が上向かない。

ラジオ体操も、めずらしくうっかり寝過ごした。
それでも食欲だけは旺盛。
でも、元気がでない。
やや長い昼前睡眠。

昼ごはん食べたら、ともかく外出でもして元気出さねば。

雑用の効用を知る

2019-06-03 | 教育

雑用の効用を知る [集中力トレーニング」より

 我々学者仲間でのぼやき言葉の一つに、「雑用が多くて困る」がある。
 確かに、雑用がなかったら集中できてすごい仕事ができるだろう、毎日が楽しいだろう、と思いたくなる。こんな仕事をいくらやってもなんの足しにもならない、と思いたくなるのが雑用である。しかし、よくよく考えてみると雑用にもいくつかの効用がある。
 その一 あなたの生活を見回すきっかけになる
 雑用をしてみると、自分が今どのような位置にいて、誰と一番関係しているか、今何が問題となっているかなどが実感としてわかってくる。さらに、人とのつながりが新たに生れるきっかけになるのも雑用である。
 その二 雑用はつきせぬ情報源である
 人が何に関心を持っているか、どの人とどの人とが深い関係にあるか、組織が全体としてどのように動いているか、仕事の全体の流れ、でき具合がどうなっているかなどが、雑用からおのずと見えてくる。嫌々やればただ退屈なだけで、時間の経つのが遅く感じられてしまうが、積極的にこなしていく姿勢があれば、雑用からもたくさんのことが学べる。
 その三 頭を活性化してくれる
 雑用は、その多くがやればすぐに終わる類のものである。したがって、一つ一つ、片がついていくという感じを持つことができる。大きな仕事、集中力を必要とする仕事にとりかかる前座として、頭をウォームアップさせるために雑用を利用してみてはいかがであろうか。
 その四 気分転換としても雑用は有効である。
 別のことに頭を使うことで気分が変わる効用も雑用にはあるからである。

 かくして、雑用はいいことずくめである。多いに楽しんでやるのが良い。音や人間関係と同じで、嫌と思えば嫌だし良いと思えば良い。嫌ならこれは集中力を乱す雑音になるし、良ければ集中力をコントロールする素材に使える。
 しかし、雑用管理にはある程度の工夫が必要である。楽しんでばかりいて、毎日を雑用で終えてしまうわけにはいかない。あくまで、雑用は雑用であるとの認識を忘れてはならない。
 そのためには、雑用に費やす集中力あたりの能率をあげることである。つまり少ない集中力で最大の効率をあげることを念頭に置いて、雑用管理を工夫することである。
 さらには、雑用が頭の中に残らないような工夫をすることも大事である。その時々で、片をつけていく方法を考えることである。
 そここで一つのおすすめは、メモやメールの積極的な活用である。
 具体的には、メモやメールを、記憶の外部の補助装置として使うのである。
 やりかけの仕事は、記憶に残る(中断効果)。大事なことならその方がむしろ好ましい。しかし、雑用は早く片付けて頭をすっきりさせたい。そこで、メモやメールの形で、とりあえず、頭の外にだしてしまう。
 メモやメールのいずれにも、もう一つここでは役割を持たせる。それは、相手をも記憶の補助装置として使ってしまうのである。
 たとえば、会合時間の打合わせも、今日、明日という急な話でなければ、メモやメールにして相手に届けておく。何かを伝えたいのならメールにして送ってしまう。そして、相手からの連絡を待てばいい。場合によっては、自分では忘れてしまってもかまわない。相手にゲタをあずけてあるからである。
 メモやメールの効用は、この他にもある。面と向かっては断りにくいことや言いにくいこともあっさりと書けるし、ストレスを感じないで済む。会合への招待なども、メールで都合を聞かれれば、それほど悩まずに「欠席」と返事ができる。これが、電話で誘われると断りにくい。

マクロとミクロ 「大きく考えて細かくつめる」(再掲)

2019-06-03 | 認知心理学
マクロとミクロ    大きく考えて細かくつめる

■頭を柔らかくするポイント
1)ミクロ最適化の罠に要注意
2)マクロを絶えず意識する
3)「中長期の目標」「より上位から」「他 との関係」からも考えてみる

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●正しいことばかりしていたら失敗した  
毎日毎日が、その時その場で解決しなければならない問題に満ち溢れている。だからこそ、即断即決が有能さのあかしの一つになる。  ところが、一つ一つの即断即決がその時その場では(ミクロには)正しくとも、後々、あるいは、もっと大きな(マクロな)観点からみると、実は、誤っていた、あるいは、失敗につながってしまったということがある。

「ミクロ最適化、かならずしもマクロ最適化ならず」である。  

似たような話しいくらでもある。  
・受験にはいつも成功してきたが、世の中  に 出たら使いものにならなかった。  
・富士山を右に見ながら運転していたら、  突然、左側に見えてきて道に迷ってし   まった。

●ミクロとマクロ  
人の頭の働きについても、いろいろの形でミクロとマクロは微妙に関係している。  

たとえば、左頁上の遊び絵をみてほしい。 ミクロとマクロとがあえて葛藤するように作った遊び絵である。  

この例からもわかるように、ミクロとマクロとは、微妙に影響しあっている。あるときは、ミクロが優勢、あるときは、マクロが優勢、あるときは、両者が拮抗することもある。  

問題は、普通は、マクロとミクロとが同時に見えることがなく、見えるのは(意識できるのは)ミクロだけなところにある。これが人をミクロ最適化の罠に陥らせることになる。

●ミクロのとらわれから逃れる  有能とみられる人ほど、ミクロ最適化の罠に陥りやすい。なぜなら、有能さがミクロで評価されがちだからである。  無論、それも一つの有能さではあるが、しかし、マクロと整合したミクロの処理こそが有能さの証しでなくではならない。  本物の有能さを発揮するためには、
一つには、ミクロの即断即決を、マクロな観点からも吟味してみる習慣をつけることである。ここで、マクロとは、次の3つである。  ・中長期的な目標から   例 今日はだめでも1月後には、---  
 ・より上位から   例 課より部、部より会社全体 ---  
 ・他との関係から   例 消費者から 作る側から ---  

もう一つは、マクロをみえる(意識できる) ようしておくことである。  
人はみえるものによって動く。ミクロはみえるからこそ人をとらえる。そこで、マクロもみえるような工夫を意図的にする必要がある。全体・部分図はその1例である。  
机の前に中長期の目標を掲げておくのもよい。夜寝る前、朝出かけるとき、今日の仕事と同時に、少し先のこと、あるいは、上司や消費者の観点から、日々の仕事の成果を点検・吟味する習慣をつけるとよい。

「いい数字出るまで測る血圧計」(サラリーマン川柳より)

2019-06-03 | 健康・スポーツ心理学
やや高血圧気味で、血圧計をみつけると計測していた。
しかし、数値が安定しない。

最近は、降圧剤もやめ、計測もやめ、塩分控えめもやめた。
一喜一憂するほうが、心身に悪い(ときめつけている)。