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養護教諭のコミュニケーション(少年写真新聞社刊)

2012-03-21 | 健康・スポーツ心理学

実践編の一部 田村節子氏執筆

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保健室へ登校をしている子どもとのコミュニケーション

 教室に入ることはできないが、保健室なら通えるという子ども達がいます。保健室は一時的な心の居場所として大切な役目を果たします。

 

ここがポイント 「心のケア」「友達との接点」「学習への配慮」

教室に入れなくなったタイプ

 このタイプの子ども達は,問題状況別にさらに次のタイプに分かれます。
 ①友達関係のトラブルがあるタイプ

 ②いじめを受けているタイプ

 ③勉強についていけない」タイプ

 ④家庭に心配事があるタイプなど
 人間関係で傷ついた子どもたちは人間関係でいやされます。保健室の先生に温かく受 け入れてもらったという経験は子どもの安心感につながります。

  話し方の例

 「何かつらいことや心配なことがあるのね。ここで少し気持ちが休まるといいね。

  もしよかったらお話聞かせてね。」

 勉強でつまずいている子どもには、勉強の自信をつけていく必要があります。このタイプの場合には、学級担任や学年の先生方に協力してもらい勉強の時間を少しずつもつことがポイントとなります。ただし、よく観察していると勉強が苦手なタイプの子どもの中にLD(学習障害)の子どもがいる場合があります。また、①②の問題状況も、発達障害の子ども達によく見られます。この場合には専門家の助力も得ます

 

 


人間関係が作る自己「名言の心理学

2012-03-21 | 名言の心理学

人間関係が希薄化すると、他人を鏡とする機会が少なくなる。

ゆえに、自分がわからなくなる。

榎本博明「上から目線の構造」

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人は見る存在でもあるが、

同時に見られる存在でもある。

両者の微妙なバランスをとりながら、

成長していく。

自己認識を深めていく。

しかし、今

このバランスの崩れが顕著

IT技術が、このバランス崩しに強く影響している

見られる自己が縮小して、見る自己が肥大

自己愛者、過剰自尊心の増加となってしまう

非常に憂慮すべき心の問題の一つ

 


自転車事故

2012-03-21 | 安全、安心、

テニス仲間が2人

コート上ではなく、コートにくるまでの間に

自転車転倒で怪我

自損事故も恐いが

ぶつける

ぶつけられる事故も恐い

自分は、昔は、もっぱら自転車通学、通勤

高校生の自転車通学のとき、

ダンプに後から追突

自転車損傷ですんだが、巻き込まれていたら命が危なかった

そんなこともあって、最近は、まず乗らない

最近の自転車

タイヤはほそい

ヘッドダウン

スピードがでる

相当に危険なしろもの

年よりはやめたほうがよい


花粉症がひどい

2012-03-20 | 心の体験的日記

いつものこと

べつにおどろくことではな

ただしゃくなのは、薬をずっと飲み続けてきたのに

その効果を実感できなこと

こんなことなら、飲まないほうが良かった

もうやめた

それにしても、こんな効かないもの売るなんて

もう医者も薬屋も嫌い

ただ喘息どめの薬はよく効く

医者、薬屋に感謝

マスクが一番かも

でもマスクをしてテニス

心臓には悪いがやっている

がんばります


低値安定「アクセス数分析

2012-03-20 | Weblog
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300台が続く

たんたん更新、続けます

愛読感謝です


いっしょに逃げるな「名言の心理学

2012-03-20 | 名言の心理学

3-「一緒に逃げるな 3-20

 

いざというときに、大勢のあとについていってはいけない

(ユダヤの諺)

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東日本大震災。

津波で助かった人、亡くなった人。

まさに紙一重。

運としかいいようがない。

 

それでも、この諺。

一面の真実をついている。

皆が同じように行動すれば、そこに集団浅慮が働く。

赤信号、みんなでわたれば恐くないの心理である。

そこに落とし穴がある。

覚えておいてよい諺である。

 

「津波てんでん」津波のときは、てんでんばらばらに逃げろ、という言い伝えがあるそうだ。

 


逃げるな、受けてたとう

2012-03-20 | 教育

本学は、面倒をみてほしいという人、助けてほしいという人の面倒は実によくみます。

だから、「面倒見のよい大学」としてランクインされます。

でも、ほっといてくれ という人までは、面倒をみきれません。

キャリア教育、担任先生、一生懸命です。

逃げないで、積極的にうけてたってみてください。


かわいい「心を元気にするもの

2012-03-19 | ポジティブ心理学

かわいい「気持ちを元気にする」3-19

 

「かわいいものは元気をくれる」

 

  • かわいいの心理学

 原稿を書く時は、発想を展開するためにネット検索するのが習慣です。

 しかし、今回の「かわいい」についての「心理学的な」研究や知見はまさかないだろうなーと思いつつ検索してみました。あにはからんや、ありました。

広島大学の入戸野宏氏が立派な論文をネット上にアップしているではないですか。

心理学はゴミための中から宝石をみつけるようなところがある、とかつてある大先生が言っていたのを思い出してしまいました。

それはさておき、その論文の中で、氏は「かわいい」のイメージ調査を行い、「頼りなく、弱く、小さく、緩んで、遅く、軽い」

という特徴を見い出しています。

 さらに、その論文中に紹介されていた前田實子氏(武庫川女子大)によると、かわいいとされる対象の特性として、

「小さい、丸さ、軽さ、白さ、透明さ、やわらかさ」

があるとされています。

 広告宣伝の世界には、困った時の?3Bというのがあるのだそうです。

 Baby(乳幼児)

  Beast(動物)

  Beauty(美人)

 確かに、この3つ、「かわいい」イメージと特性を備えていますね。こういうものが、広告の世界だけでなく、自分の身の回りにいると、心元気になります。

 

  • 心を元気にする「かわいい」の活用のコツ

①    若い世代、とりわけ女性に学ぶ

 携帯やカバンのストラップは、いまや男女を問わず、ぶら下げていますが、とりわけ、ガールのそれには、かわいいものが多いですね。しかも、圧倒的に数も多いですね。

 ストラップに限りませんが、女性にとっては、「かわいい」は自分の容姿も含めてかなり重要な概念となっていると思います。

 ・かわいいものを買う

 ・かわいいものを身につける

 ・かわいいものを周りにおいておく

 いずれも、女性にかないません。

 ノンセクシュアルの傾向が強い昨今、若い男性世代は、こだわりなくーー恥ずかしげもなく、とつい言いたくなりますがーーーかわいさ志向になってきていますから、日本社会至る所かわいさだらけとなるかもしれません。心を元気にするという点では、大いに結構な傾向ではないかと思います。

 

②かわいいを自分で作り出す

 NHKの番組「東京かわいい」をご覧になった方は、お気づきかと思いますが、「かわいい」ビジネスが結構、さかんらしいのです。しかも、アジアやヨロッパもマーケットに広がりを見えているらしいのです。

 そこで紹介されているかわいいグッズ。びっくりするようなものが続々です。

 なにか新しい創作の領域が生まれているかのようです。しかも、創作している方々が実に元気に活動しているのです。

 一層、あなたも、何かかわいいものを創造してみたらどうでしょうか。創造というと大げさですね。

部屋をかわいくするところあたりから始めてみたらどうでしょうか。私の研究室には、かわいいぬいぐるみが3つほどあります。これが結構、気持ちを元気にしてくれます。

自分で作り出したかわいいは、ただ観賞するだけよりも、もっともっと心が元気になれます。

 

 


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2012-03-18 | Weblog
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20 東京成徳 大学院

その指さしが命を守る;指さし呼称

2012-03-18 | 安全、安心、

朝日新聞の夕刊に

人脈記が連載されている

テーマによっては、とてもおもしろい

6日からは、「安全第一」

その1が、指さし呼称 危険予知訓練

それを編み出した人が紹介されている

東京―新大阪間で、指さし呼称100回以上とのこと


東京成徳大学八千代キャンパス卒業式

2012-03-18 | 教育

年度末まっしぐら

でもまだ来週も会議が2つ

いずれにしても、今日は卒業式

この大学のうれしいところは、クリーンスタッフの方々まで

日曜でもお祝に参加してくれるところ

にぎやかさはこういうときはなによりのもの

乾杯の音頭のときの1声

繭から出でて、さーこれからが自分の人生

がんばろう


おもしろさ「頭を元気に

2012-03-18 | ポジティブ心理学

白さ「頭を元気に 3-18

 

「面白さは、頭を前向きにする」

 

  • 「面白い」の2つのタイプ

 我々研究者仲間では、「そのアイディア、面白いね」といったようによく使います。これは、「研究してみる価値があるねー」ということです。「面白い」の語源は、「目の前が白く明るくなる」だそうですが、まさにこれです。

 でももう一つ、漫才やギャグが面白いーー「おかしい」と区別できないところもありますがーーということもあります。

 主観的にはかなり違う面白さですが、面白さの心理的なメカニズムは共通していると思います。

 いずれの面白さも、既有知識との微妙なずれ、それも普通のずれとは異なった方向へのずれがあるときに感ずることができるものだと思います。

 そして、研究者仲間で言う面白さは、ずれの方向が、新知識の創造に向っている時です。これを知的ベースの面白さと呼んでおきます。

そして、漫才の面白さは、ずれの方向が、全方位的(予想がつかないような方向)になっていて、しかもずれが一時的な時に起こるのだと思います。これを感情ベースの面白さと呼んでおきます。

 ここでは、知的ベースの面白さのほうを取り上げます。なお、感情ベースの面白さは、別途取り上げた笑い、ユーモアと話が一緒になります。

 

●だんだん面白くなってくる

 勉強はだいだい苦痛を伴うものですが、やっているうちにだんだん面白くなってくることがあります。「へー、こんなふうになっているか」「なるほど、なるほど」といったよう感じです。

 これは、頭の中で知識がどんどん増殖している状態と言えます。こんな時の主観的な評価が、面白いということになるのだと思います。

 やや専門的な用語を使うなら、知識のネットワークが一段上のものに更新されるような状態だと思います。

 勉強以外でも、スポーツや仕事でも、最初はおっかなびっくり、あるいは、いやいややっていたものが、だんだん面白くなってくることがあります。

 このように、知的ベースの面白さは、上達と密接に関係しています。その関係の仕方は、いわば上への螺旋をイメージさせるもので、上達したー>面白くなったー>さらに上達するー>さらに面白くなったー>―――、となります。

 別の言い方をするなら、「奥が深い」とよく言いますが、その奥へ奥へと導くのが、面白さだと思います。この知識の動きが頭を元気にしてくれます。

 

●面白くなるコツ

①ともかく長くやってみる

 面白さが上達と関係しているとすると、何事も長くやってみることが必要になります。

 新入社員の3割が3年でやめると言われていますが、3年では、仕事の面白さを感ずることができないかもしれません。

 「辛抱」なんて言葉は今の若者には死語になってしまったかもしれませんが、ここはやはり、この言葉を使わざるをえません。もちろん、「辛抱しながら」だけではだめで、同時に着実な進歩感を伴った学びがなければなりません。そういう学びかどうかの判断は、モデルがいる場かどうかがカギになります。モデルがいれば、一緒にいるだけでたくさんのことが学べます。教えてもらえるなら、もう言うことなしです。

②感性を鋭くする

 感情は、言葉には表せない無意識で直感的なの「自分にとって」大事な評価をします。その評価に知的な要素が混じったものが感性です。「面白い」は、この感性評価の一つです。

 感性評価の大事なところは、一つは、それが身の丈にあった、つまり、自分にとって有効か無効かの判断だということです。あなたにとっておもしろいかどうかの判断だということです。

 もう一つは、その評価が無意識で直感的だということです。気がついた時には、もう判断をしていた、というようなことになります。

 したがって、感性判断を適切なものにするのは難しいところがあります。へたをすると一人よがり、非論理的となってしまうリスクがあります。そのリスクを補ってあまりあるリターン(見返り)は、新知識の創造です。

 では、面白さの感性を磨くにはどうしたらよいのでしょうか。

一つは、逆説的になりますが、意識的にその判断をする機会を増やすことです。「おもしろいかどうか」の判断を随所でしながら、たとえば、論文や本を読んでみるのです。たくさんの経験が感性を鋭くします。

そして、ともかく、面白がることです。「箸が転んでもおかしがる」のです。

最後は、その面白さ判断におもむくままに頭の活動をゆだねてみることです。面白いと思った論文を見つけたら、関連する論文をしばらく読んでみる。途中でつまらなくなったら止める、あるいは方向転換をするのです。