① クライアントの感情の混乱を心理学の理論、あるいは物語で解釈してやること
毀誉褒貶あい半ばするフロイトの理論が、1世紀を超えて今なお生き延びているのも、この役割を果たすには実に便利だからだと思いますし、エビデンス・ベースの感情研究レベルがあがり、有効な理論的な道具立てを仕込んで提供していく役割が期待されますね。
ビッグプロブレムとして、果たして、感情に論理が勝てるかということにも思いをはせなければならないとは思いますが。
② クライアントの感情の混乱による不安に共感してやること
これは基本的には心理学には無関係。個人的な資質の問題と訓練・経験だと思います。
私も、この年になるとずぶとくなって何のメンタルな問題のないような顔をしてますが、小学校のころは、夜飛びおきて騒ぎ回る、大学生のころは、赤面恐怖症などメンタルは問題をかかえていましたので、心の問題には、共感できるところはたくさんありますし、それがほとんど無意識的ですが、大学で心理学を専攻することになったのだと思います。
③ 適切な解決方法を示すこと
これには、行動療法のように、心理療法を行うこともありだと思いますが、それ以外にも、こういうところへいくと支援が得られるといったこともあるかと思います。