天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

「岳 -ガク-@試写会」29/「SOMEWHERE」30

2011年04月28日 | 映画感想
「岳 -ガク-」

先週自力で当たった「八日目の蝉」試写会でうちのおかんが並んでる時に、後に並んでたおっちゃんがくれた試写状。
これ正にタナボタ。素晴らしい!バンザイ!!

本作に関して、予告編を何度か見た程度で前知識がまーったくなかったんだけど、
どうやらビッグコミックオリジナルで連載している同名タイトルコミックの映画化だそーだ。
マンガで山岳ネタって結構珍しくない?ジャンルとしてはやっぱヒューマンなのかな。
一応・・・実写版での主人公「三歩」を小栗旬クン、新人救助隊員「久美」を長澤まさみちゃんが演じてます。

原作未読なので原作ファンとは随分温度差があるだろうと思うけど、映画だけの印象を書くと・・・

まずは「邦画にしちゃー結構頑張ったね!」って感じですか。
映像が結構いいですよ。特に空撮俯瞰映像系とかね、かなりクオリティ高いんじゃないですか?^^

基本的に映画の舞台としては「冬の北アルプス」なんだけど、一応一年間を通しての北アルプスの
山岳救助隊の人間模様(特に新人隊員・久美ちゃんの成長劇)を見せるのがメインネタみたいですね。
本作の長澤まさみちゃんは、今まで見た中で一番良かったかも。
舌っ足らずのお嬢さん女優からちょっと脱皮した感があります。なかなかいい演技だったと思いますよ。
小栗旬君も上手いねー。きっとこの人本来のキャラでは絶対にないんだろうけど、底抜けに明るくて感じのいい
爽やか好青年@おとぎの国の山男、というのを演じ切ってました。

まー後は・・・コレ根本的に山の事知らない人が脚本書いてるよね。原作コミックの設定もこうなのかな?^^;

クライマックスに近付けば近付く程どんどん現実味のない設定&展開になって行くんだなぁ~。
だから正直言って全然感情移入出来ないんだわね。
決して悪い話じゃない、むしろとてもいいお話なんだけど・・・ちっとも胸に迫って来ない。
そもそも「三歩」達が余りにも簡単に遭難現場に到着してしまうから、見てる観客に危機感が湧かないのが痛い。
「あー、やっぱメインキャラは不死身仕様なんだなー」って判っちゃうとどうでもよくなっちゃうよね(苦笑

そんなこんなで・・・うーん、本当に内容自体は決して悪くないハズだし映像もいいんだけどね。何がダメなんだろ?(ヲイ
少なくとも本作見てもちぃーっとも「山に行きたい!」って気にさせられなかったのもなぁ。
まあ山岳救助隊にしてみれば「素人は山に来んな」って言いたいんだろうけどネ^^;

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「SOMEWHERE」

もう直ぐ公開終了しちゃう?心配になって慌てて見に行って来た。
別に何がどうって訳じゃないんだけど、この映画の予告編の映像が妙~に気を惹くって言うのかな。気になるんだよね。

で、何の予備知識も入れずに予告編を見た事がある・・・というだけで鑑賞。

コレ・・・ソフィア・コッポラ監督だったんだね、最低でもそれだけは調べておくべきだったわ。失敗した(涙
この方オスカーも取ってるし、世界的に評価の高い監督さんですよね。血は争えないっちゅーのか。

だけどー、私は彼女が嫌い(キパーリ

オスカー取った「ロスト・イン・トランスレーション」あれも世間から大絶賛されてたけど、私全然いいと思わなかった。
彼女の作風ってさ、中身カラッポでただダラダラとエピソード繋げてて結局オチ無し、でも映像はキレイでセンスが良くて
なんとなく雰囲気いいよねぇ~♪こーいうの「アンニュイ」って言うのかなぁ~♪
「映画通」を気取るんだったらこーいう作品の味わいが判らないとねぇ~♪
・・・みたいな、すっげー上から目線を感じて大っ嫌いなんだわな。
まるで「私の作品は映画の審美眼を持ってるかどうかの踏み絵です」とでも言いたげなさ、そーいう傲慢さを感じる。

まあボロッカス書いてますが、これはあくまでも私の超個人的な感情ですから。
世間的に評価されている部分も勿論理解出来てますし、確かに監督名を知らない状態で予告編を見た時には
私だって「ハッ」と気を惹かれるモノがあったんですから、やっぱり確かなモノを持っている作品なんだろうなと。

あー、本作の設定&内容は、高級ホテルに住みついている(多分バツイチ)ハリウッド俳優の日常的なダラダラ風景と
そこへある日妻に引き取られてた娘が転がり込んで来て、娘としばらくべったり「親子ごっこ」生活を続けて行くうちに
今の自分の生活がなんとなく空しいような、淋しいような、空虚感を覚えてしまったのだよ。助けてママン・・・
みたいな感じですね。ソフィア・コッポラ監督らしく本作もオチはないです。ダラッとして終わり。

ちなみにエル・ファニングちゃん(ダコタ・ファニングの妹)が本作で主人公の娘役で出てるんだけど、
彼女はダコタちゃんよりも大人になったら美人になるね!既にその片鱗が伺えますよ♪
足が恐ろしく長いんだわ。顔もクセのない美少女だけどダコタちゃんよりも大人びた顔付きなのがいい。将来が楽しみだ^^

まーそんな訳で、この映画の良さが判らなくても、これからも私は映画好きだって自称してやるんだぜ!
コメント (2)
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