【LIBRA SASASHIMA DRAND DIA(リブラササシマ グランドダイア)】
名古屋市中村区平池町4-60-12 グローバルゲート3F TEL:052-485-8311
結婚記念日のディナーで初訪問しました。
新栄にある「Bistro DIA」さんが満を持してグローバルゲートに出店した…簡単に言えば「DIAのハイクオリティ版」的なお店。
前々から行きたくて旦那にギャースカ言ってたんだけどなかなか連れてってくれなくて、今回ようやく食べに行けた訳で。
つーか、グルメネタ超久しぶりにUPするかも…去年あたりから全然UPしなかったなー。行ってない訳じゃないんだけど忘れちゃうんだよねー(苦笑)
と言う訳で、色々お料理の説明は受けてたんですが、毎度の事ながらワインと共にズルーッっと記憶がすっぽ抜けて行ったので画像先行でご容赦^^;
因みに今回頂いたのはお一人様¥12,000-(税サ別)のコース。このお店の中ではお値打ちな方のコースです。貧乏なのでこれ以上は出せません(涙)
先ずはテーブルセッティング。
あ、今回個室で予約取れましたー(ぱちぱち)後でお伺いしたところテーブル個室の中で一番広いお部屋だったようで(2人で使っちゃってすんません)
他にも8名だったかな?で使えるカウンターキッチンの個室もありました。グルメ番長が集まってお食事会するならカウンター個室は楽しそうですよね!
乾杯はグラスのシャンパンで。
旦那はお酒に関してまるでダメ男なのでシャンパンカクテル(洋ナシ+シャンパン+グレナデンシロップ)を。
以降、私だけソムリエお任せでワインを頂いて、旦那は大人しくガス入りのミネラルウォーターで行きますw
“冬旨” 富山県氷見産寒ブリ 菜の花 春菊
今回もご立派なメニュー表を頂けたので丸写し出来る~♪ありがたや~♪
時期モノの氷見産寒ブリのオードブル。下に敷いてあるのが春菊で作ったムース。上に菜の花を御出汁で炊いたものを載せて。
でも春菊ムースの下によく見ると黄色の…コレが確か洋ナシと何かをどーにかこーにかしてもので(←またうろ覚えw)このソースが絶妙なバランスだったなぁ!
因みに料理の引きの画像も載せましたが、このオードブルの乗った器、食器じゃなくて花器なんだそーです(代官山かどっかのお店のオリジナルの作家さんモノだそーで)
テーブルセッティングとかコーディネートの参考になりますよね♪…ウソウソ、なりませんよ。そんなご立派な花器、うちにある訳ないぢゃんw
シャンパンもスルッと飲み干したのでワインチェンジ。
オーストリア産の物凄い飲みやすくて軽やかなワイン。もーゴクゴク音立てて飲み干せちゃうレベルに飲みやすかった!
“雅 友禅” ニース 本鮪
今メニュー書き写してて思った。「ニース」って何がだろ???
まあいいや。本鮪はニース産ではなくて青森は大間の本鮪でございました♪
こーんなステキなグラスに入って…カクテルサラダ的なニュアンスでしょうか?
と思ったら、何やら賑やかなモノが運ばれて来まして。
お店のギャルソンさんがおっしゃるに「色々な絵の具」だそーで。
「では、始めましょう」と…ん?何を?
と思ったら、カクテルグラスをそのままクルリとひっくり返してテーブルにぶちまける(!)
あ、そうそう…まずこのお料理が運ばれて来る前にテーブルに黒いシートのような物を敷かれたんですよね。
要するにこの黒シート全面がキャンバスになって、このシートの上に具材を散らして更に絵の具で絵を描いて行きましょう!という演出のようです。
「絵の具」と呼ばれているのは勿論本物の絵の具な訳がなくて、すべてがお野菜から作られた100%天然ピューレソース
コレを1つ1つ「コチラは〇〇のソースでございます」みたいな説明を受けながら、ギャルソンさんが手慣れた様子でどんどん描いて行きます。
で、↑こーんな可愛らしい絵が出来た!ちなみに向かいに座ってる旦那はまた全然違う絵を描いて貰っていました。
実はこのお料理はコレで終わりではなくて、コレから先にクライマックス演出があるんですが…それはせっかくなので載せないでおきます。
本当はココにUPしようかと動画を撮影したんだけど、せっかくの感動は実際に現地に行って是非体験して欲しいので♪^^
ギャルソンさんのご説明によると「サラダの代わり」だそうですが、こんなゴージャスで可愛いサラダ、食べるの勿体無いわー!←といいつつペロリ完食w
“雲海 北の海” 甘海老 数の子
しまった…↑この画像は全てのパフォーマンスが終わった後の絵なので何が何やら見てもサッパリ分からない状態なんですが(苦笑)
元々は澄んだ御出汁のスープの中に甘エビと数の子とユリ根が入ってました。それをどーにかこーにかすると北の海の流氷漂うような状態になる、というねw
海に見立ててあるだけあってこのスープの御出汁が相当しょっぱい。御出汁は飲む用ではなく、あくまでも甘海老や数の子に味付ける為のモノだそうです。
だとすると、味が付いた甘海老や数の子だって相当しょっぱくなるんじゃ?……と思うのはシロウトw
丁度いい塩加減と旨味が絶妙です。因みに御出汁をすくい過ぎず味はしっかり楽しめるように、このお料理専用の「穴あきスプーン」で頂きます。
“海恵” 金目鯛 昆布
シンプルな名前のお料理ですが、運ばれて来たお料理もある意味シンプル…って、コレただの日高昆布山盛りやんけ!^^;
と思いきや(思わねーだろーよw)、昆布をどんどんほじくって行くと、中から皮目はパリッパリに焼いて中はシットリ昆布で締めた金目鯛さんご登場☆
昆布締め旨いわー。大好きだよー。てか、9月に北海道行った時にお土産で正に日高で特級の昆布買って来て家で昆布締め作ったんだけど全然旦那が喜ばなくて(滝汗)
「前に私が昆布締め作った時に全然喜ばなかったじゃーん」って言ったら旦那がシレッと「こういうモノはプロの料理人に任せた方が絶対に旨い(キリッ」と言い放ちやがった。
…あの日高昆布(特級)全部捨てたろかチクチョー
ワインチェンジ
ブルゴーニュのかなり北部の棚のブドウだそーでして、この畑は元々赤ワインで有名なんだけどこのワインに限って白がとてつもなく濃厚で美味しくて♪…だそーで。
残り少なかったのでハーフサイズで頂いたんですが、確かに白ワインなのに物凄い濃厚!ガツンと来る味と香り。
“深森” トリュフ探し ポルチーニ?
濃厚白ワインにも負けない森の恵み達…なのか?なんだこのシルバニアファミリーな感じw
…と思っていると、キノコの生えた木の切り株をゴソッと取り外します。
すると、切り株の下にトリュフがかくれんぼしてましたー♪という演出。
でもゴロリ丸ごと1個のトリュフ???と思いきや、コレは「トリュフに見立てたトリュフ入りコロッケ」になっていました。
因みにトリュフの入っていた器の下敷きになっている土、コレはグラノラで出来ているので全て食べられます。
食べられますがクチがモッサモサになる&無駄に腹が膨れてメインに行けなくなる危険を孕んでいるので味見程度に収めるのが大人の対応でしょうw
そして切り株の上に乗っかったポルチーニ茸?に見立てたモノは上の傘部分はパンで、それを取り除くと中にはポルチーニとトリュフソースの掛かった洋風茶わん蒸しが入ってました。
“旨味” 愛媛県産スズキ 蟹味噌
あわあわで見えない~のでほじくったら中に皮目はパリッと身はしっとりミキュイに仕立てたスズキさん~♪
泡はカツオと何かの御出汁で作ったそうで、お皿に顔を近付けるとほんのり御出汁の香りが立って食欲ガンガンにそそります。
ところであわあわのお隣に後から注がれたソースが「蟹味噌」で作ったソースだそーでして、コレがさーもーとにかくめっちゃくちゃ美味かったわー!勿論パンに浸して食べまくったわー
ワインチェンジ
いよいよお肉のメインが来るので赤ワインにチェンジします!
お肉の濃厚さに負けない重ためのドッシリした赤。はぁ~幸せの重厚感~♪
北海道牛フィレ ゴルゴンゾーラソース
メインのお肉はステーキで食べるか煮込みで食べるかチョイス出来て、更にステーキの場合は「ポルト酒」「オリエンタル」「ゴルゴンゾーラ」の3つのソースからチョイス出来る。
煮込みだとブルゴーニュ風赤ワイン煮込みにするか冬野菜の焚き物と一緒に煮込んだポトフ仕立てにするかのチョイス。
更にステーキソースは老い金で「フォアグラ トリュフ ロッシーニ」にUPグレード出来る。
コレさー、めっちゃ美味しかったんですよー。ゴルゴンゾーラの濃厚さに肉が全然負けてない。いや肉と相乗効果で益々旨味UP↑↑↑って言うのか。
しかも添え物のペンネの中には北海道牛のひき肉やらチーズやらが煮込まれた物が詰められていて物凄い手が込んでる♪
ところが…旦那が「俺ワイン飲まないから肉を追い金していい?」って言うから「そーだね。どうせなら違うお肉にして、んで一口頂戴よ♪」って言ってたんすよ。
それで旦那は北海道牛→「特選黒毛和牛宮崎牛」にUPグレードしたんですが、この宮崎牛がもう信じられない位美味し過ぎて!!!
あ、因みに自分が注文したものではないので宮崎牛の画像は撮ってませんあしからず。
いやもうねー。衝撃の旨さだったなぁー。自分過去に数回宮崎牛食べた事あるんだけど、今まで食べてきた宮崎牛、アレ何だったんだろー?(コラコラ
とにかくですね、このお店の宮崎牛はマジで衝撃的旨さなので、もしメインチョイスに宮崎牛があったら有無も言わさずUPグレードする事を全身全霊でオススメします!!
“球体 No.5-YUZU-”
メインの後はアヴァンデセールでサッパリと。
グラスの中は柚子の香り高いグラニテと少し柚子ゼリーも入ってたかな?
そしてそれを蓋してるのがクッキー生地とその上の球体…柚子に見えるのはホワイトチョコレートを色付けしたもので、更に中は中空になっていて柚子アイスクリームがIN
「クッキー生地はチョコレートとアイスクリームとの相性を考えて作られていますので、是非一緒にお口に入れてみて下さい」との事で…ふっふっふ♪こんなの美味いに決まってるぅ~(^▽^)
“収穫 スコップ 時々パチパチ”
グランデセールはなんとスコップに乗って来たw
「このレストランの屋上はミニ農園になっておりまして、ちょうど食べ頃の美味しいイチゴが獲れました♪」と、あくまでもギャルソンさんはお茶目w
コレに「せっかくなのでお水をあげましょう」と注がれたのが↑ベリーソース。
因みに土に見立ててあるのはクッキー生地。コレがソースとイチゴと混ぜ混ぜして食べると相性抜群だわね~♪
ここで、結婚記念日のお祝いプレートも頂きました!どうもありがとう♪
ホワイトチョコのボードを支えているのはピスタチオのムース。コレがまた美味くてさ~^^
食後のコーヒーを頂きながら「あとはお茶請けが出ておしまいかなー」と言ったら旦那が「メニューに“Winter Fairy”って書いてあるぞ」と言う。
「ふーん。じゃあソレが小菓子の名前かね?」
“Winter Fairy"
「小菓子」なんてレベルじゃーなかったw
ま、お茶請け(ミニャルディーズ)には違いないんですが…演出が物々し過ぎるゥ!(滝汗)
大振りのフラワーアレンジメントの中によーく見るとカヌレ、アイスクリーム、マカロン、砂糖漬けのジェロ等がディスプレイされています。
最後の最後までサプライズ尽くしの楽しいディナー。
味の良さは言うに及ばず、それ以上にアミューズメント要素をふんだんに取り入れていて食事をいかに楽しめるかをこれでもかと体現しています。
お店のスタッフさんも誰もが笑顔で非常にフレンドリー。本当に素晴らしい空間でした。是非また再訪したいです。ご馳走様でした!