天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画2024】「JAWAN ジャワーン」@62作目

2024年12月04日 | 映画感想
「JAWAN ジャワーン」

インド映画界の至宝シャー・ルク・カーン様主演のアクション大作またしてもキター!今回はみんなの女神ディーピカーちゃんも登場するんだぜ✨
…という情報だけで本作の予告編すら一度も目にする事なく鑑賞。それにしても本当に日本でボリウッド作品の公開数が格段に増えたと思います。いい事です!


あらすじ
ある夕方、インド北部の国境近くの村で、ある女性が川の上流から流れてきた男を発見して助けるが、全身傷だらけの男は意識がなく、老薬師に手当をしてもらった後も眠り続けていた。ある祭りの晩、村にやって来た軍服姿の男たちが村人たちを次々と死傷させる。そんな時に目覚めた男は、侵入者たちを返り討ちにする。それから30年後、ムンバイ・メトロが何者かにハイジャックされる事件が起こる。(Yahoo!検索情報から丸パク)

という訳で、シャールク様主演作というだけでまーったく内容の情報入れずに鑑賞したので、最初のインド国境近くの村が襲われて云々…から舞台がそれから30年後にすっ飛んで地下鉄ハイジャック事件に切り替わった時に、ツルッパゲではあるものの顔にシワ一つない状態のシャールク様が登場して来て脳内大混乱に陥りましたわ…「いやインド人確かに年齢感じさせないのは日本人と似てるっちゃー似てるけどさ、それにしてもコレは流石に先のシーンの30年後の姿にしてはちょっと盛り過ぎなんちゃいます???」てなもんですわw
ま、コレに関しては後の展開でちゃんと種明かしがありますし(何ならかなりドラマティックに!)その後もモリモリ「親子共演」しますので(萌)

そう、本作久し振りに一昔前の「インド映画と言ったらコレ!」みたいな「唐突に始まる歌と踊り」が結構な尺で盛られてて驚き&懐かし嬉しい感じ!
もしかしたら最近日本に入ってくるボリウッド作品がたまたまそういうシーンがほとんどない作品だけをチョイスしているだけで、今でもフツーに「何このフラッシュモブ!?」みたいな展開はデフォルト装備されているという事なんでしょうか?だったらもっとモリモリな作品も日本に持ってくればいいのにぃ~

さてそんなこんなで見せ場はフラッシュモブもどきだけではなく勿論シャールク様の華麗なアクションシーンも盛り沢山!
ボリウッドアクションというと何かっちゃースロー+アップ多用というイメージありますが、まあイメージ通りっちゃーその通りかな(ヲイ)、でもねーシャールク様をいかにステキングに魅せるかという工夫は本当にふんだんにされていて、アクションシーンで敵がシャールク様に向かってくる!身を翻したシャールク様の前髪が一瞬スローでファサァッって舞い上がったりね、複数人を一度に相手にする肉弾戦のくだりもチョイチョイスローで見せるんだけど、1人目を押さえながらソイツの持ってる銃で後ろから来たヤツを撃ち抜きつつ更にその1人目を背中から投げ飛ばすみたいなー何やってんだか見ててももうよくワカンネーなーってレベルでアレコレやりまくっててキャーステキー✨ ←すいません今日も阿呆で💦

そして…映画冒頭から目を皿のようにしているのに一向に見当たらないディーピカーちゃん!(滝汗)
どーいう事だ???と思ってたら…ナルホドねー、まあ彼女の格で考えると本作ならあの役かまたはアーザードの嫁(スージーのおかん)の役のどちらか位しか似合う役はないだろうとは思ったけど。でもあんまり出て来ないから見ていて若干ダレたわさディーピカーちゃん目当ての身としてはネw

コレはインド映画あるあるなの?本作…話の展開というかオチ?が物凄く政府批判的というかー現政権を批判しているとかそういう事じゃなくて、長らくインドはカーストがあって不自由が多く貧富の差も大きくて、行政も何もかも袖の下文化でー、というさ。そういうのを正したいんだぁー!みたいな「THE・啓蒙✨」感が凄くて…インド人には刺さるんだろうけど正直自分は「すーん…」って感じになっちゃった💦
まあアレだね、「水戸黄門」とか「桃太郎侍」みたいなモノなんだろうな。勧善懲悪の世直しイケオジが大活躍!その姿を見て皆んなニッコリ♪的なヤツな。

でも選挙に行こう!っていう啓蒙はなかなか斬新だと思ったな。コレは2024年の日本でも充分通用するネタだと思うわ!
…ってさー、つい先日あった「名古屋市長選挙」、ガチのマジで本当にうっかりすっかり忘れて投票行き損ねた自分が言う事じゃないんですけど。すいません本当に><
コメント
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