天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画】「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」@24本目

2018年07月02日 | 映画感想
「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」

スター・ウォーズシリーズのスピンオフ企画第二弾。
スピンオフ第一弾「ローグ・ワン」の時と同様「スター・ウォーズ:EP4(作品としては1作目)」の前日譚で、
今度はSWシリーズでも常に人気TOPキャラ「ハン・ソロ」にスポットを当てて、「ハン・ソロがどうやってチューバッカと知り合ったのか」とか
「どういういきさつでミレニアム・ファルコン号の船長になったのか」等の「今まで語られて来なかったハン・ソロの半生とチューバッカの秘密」を詳らかにしています。

あらすじ
帝国軍に支配されていた時代、惑星コレリアで生まれ育った青年「ハン(オールデン・エアエンライク)」は1人で人生を切り開いてきた。夢は銀河一のパイロットになる事。
地下組織に牛耳られているコレリアから脱出しようと幼馴染みの彼女「キーラ(エミリア・クラーク)」と共に高額の盗品を使って空港のイミグレ職員を買収するものの
寸でのトコロでキーラだけが捕えられてしまい、泣く泣くハン1人コレリアを脱出した。それから3年後、帝国軍に従軍しながら何とか大金を手に入れて宇宙船を買って
脱走兵となってコレリアに残して来たキーラを助け出そうと企んでいたハンは、ひょんな事からウーキー族の「チューバッカ(ヨーナス・スオタモ)」と出会い、
そして更にたまたま出会った裏社会に通じヤバい仕事をこなす「トバイアス・ベケット(ウディ・ハレルソン)」が率いるチームがデカイ金になる仕事を企んでいると知って
自分とチューバッカも仲間に引き入れて貰ったのだが…

正直、同じSWシリーズのスピンオフ物として比べるとローグ・ワンの方がうんと面白かった(滝汗)
まあローグ・ワンは本編に登場しないキャラクターで話作ってるから自由度高いしな。本作は何しろ「ハン・ソロ」と「チューバッカ」有りきだから
キャラクターの色付けとか本編のキャラに寄せて行かなくちゃいけない訳で(当たり前だけど)

あ、いつも通りバンバンネタバレするからオチバレ&ネタバレされたくない人は以下スルーでお願いしますねー^^;

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つー訳で。
まあ、だから本編の人気者「ハン・ソロ」はどうしてあのキャラクターなのか?という秘密にメスを入れるという感じですか。
先ず話始まってからいきなりキーラとチュッチュしまくってるから「え!お前彼女おったんかい!じゃあレイア姫は二股かいっ!」ってなるわねw
後、「え、あ、そーゆー事なん?」と思ったのが「ラストネームの秘密」…いや、つーかお前元々の苗字はないのか?^^;

それからチューバッカが…190歳て!マジか!
いや~ちょっと思ってたんだよな。チューイって何歳位なんだろーなーって。
でさ、190歳ってウーキー族的に言うとどれ位の感じなんでそ?ウーキー族の平均寿命とか何処かに開示されてたっけ?
そしてもっと驚いたのは…ハン・ソロってウーキー族の言葉話せたの!?本編にそんなシーンって今まであったっけ???
劇中で…「お前何て名前なん?」って聞いてチューイが『バオォーーーン』っていつものあの咆哮すると「チューバッカか。呼び難いな」ってシーンがあるんだけど
え?え!?今の『バオォーーーン』のドコに「チューバッカ」っていう言葉入ってたん!?って腰抜けそうになったぢゃねーか(笑)

いやぁ~…チューイのあの「バオォーーーン」ってただ吠えてるだけなんだとばっかり思ってたわ。ちゃんと会話してたんだな。コレが本作一番の衝撃だったかもw

SF冒険活劇としては充分面白いんだけど、何て言うのかな…何となくなんだけどハン・ソロのキャラが自分が思ってたのとちょっと違う、て感じで。
SWのEP4で最初に登場して来た時ってもっとならず者で悪党キャラじゃなかったっけ?本作のハン・ソロはもっと何ていうかライトなキャラ、とでも表現すればいいのか。
何とも自分の中でEP4のハリソン・フォードに繋がって行かなくて違和感を感じたんですよね。
まあ、本作でハン・ソロを演じたオールデン・エアエンライク君も表情の作り方とか仕草とか一生懸命ハリソン・フォードに寄せて作ってたんだろうけど
何ともお軽い感じがして仕方がなかった。
「お軽い」と言うよりも「やけに正義の味方寄り」って感じ?そもそもあいつら密輸業者だったんじゃなかったっけ?
悪い事して金儲けしてるコンビのハズなんだけど、本作のクライマックスがいきなり「正義の為に身をやつす(ペイはゼロです)」みたいな感じになってて。
んーまー本編でも結局ハン・ソロはそれ程悪い事してるヤツじゃないからいいんだけどさー。なんか空気感が違うんだよなー^^;

ところでSW粘着ファンは漏れなく「ケッセル・ランを12パーセクで飛んだ」というあの伝説のセリフ(EP4由来)の実際のシーンが見られた事で興奮のるつぼでしょうw
つーか、アレは最後ヒミツの飛び道具(謎)使ってすっ飛んでるからミレニアム・ファルコン号だけのポテンシャルとも言い難いんですが。
まあでもね、随所に本編に絡むセリフを散りばめていてSW信者の皆様にんまり♪SWに興味がなかった方でもちゃんと着いて行ける内容になってます。

で、多分制作サイドから提供の本作の一番のサプライズは…キーラが実は「ダース・モール」に仕えていた、という事。
いやいや待て待て…あれ?ダース・モールって確かEP1でオビ=ワンにぶった斬られてなかったっけ???(私の記憶違いか?)
本作の話って、時系列的にいつになる訳?EP4のちょっと前位のつもりで見てたけどもっともっと前の話って事???←やや頭混乱中
…という秘密を持たせつつ、この「ハン・ソロ」はスピンオフでありながら更にシリーズ化する予定?らしいので、ダース・モールの謎も今後このシリーズで
明らかにされるのでしょう。

と、タイプしつつネット情報浚ってみたら、何と本作が本国(米)で余りにも酷評だった&興行的にも当たらなかった事でシリーズ化頓挫という噂が!
マージーでーすーかー(涙)、いやいやいやコレ多分さー今後このシリーズでキーラがどーにかなってヌッ殺されたりする訳でそ?←いきなりオチ書くなよw
いやそれよりこの中途半端に出したダース・モールネタだけでも何処かで何かオチ付けてくれよーう(滝汗)
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