天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画】「水上のフライト」試写会@25作目

2020年11月05日 | 映画感想
「水上のフライト」試写会

久し振りに自力で試写会当たって観てきたんだけどね、もう既に公開してるしどーかするともうすぐ公開終了する?(この記事書いてるの12月7日です)
まあいい。もう既に忘れかけてますのでサラッとUPしときますわ(滝汗)

あらすじ
将来性の高い走り高跳び選手として活躍し負け知らずだった遥(中条あやみ)は、ある日、不慮の事故に遭遇する。命は取り留めたが下半身はまひし、将来の夢を断たれた遥は心を閉ざし自暴自棄になってしまう。しかし周囲の人々に支えられ、パラカヌーという競技に出会った彼女は、新たな夢を見つける。(Yahoo!Movieから丸パク)

本作は実在するパラカヌー選手「瀬立モニカさん」の体験を元に作られたオリジナルストーリーだそうです。
瀬立モニカさんが元々走り高跳びの選手だった、という訳ではないらしい。
で、主人公の遙役を中条あやみさんが熱演。母親役は大塚寧々さん、遙をパラカヌーの世界に引っ張るコーチ役に小沢征悦さん、遙を支えるオーダー車椅子技師をしているイケメン青年を杉野遙亮君が演じています。

まず、実際の瀬立モニカさんを存じ上げないのですが、交通事故に遭う前の走り高跳び選手だった頃の遙がエゲツなく感じが悪いw
まーよく言えば「自分に厳しく他人にも情け容赦ない」タイプ。て言うかマスコミ記者に対しても素っ気なさ過ぎて「何もそこまで愛想なさ過ぎなくてもよくね?」レベル。
で、彼女が不慮の交通事故で脊椎損傷して下半身麻痺になってしまい、自暴自棄になっているトコロを子供の頃少しやった事のある「カヌー」に誘われる、という展開。
んでお約束通りすったもんだあって、そこから一念発起して一から身体作りして、苦労して苦労して徐々に力付けて行って、いよいよオリンピック選考レースまで行く、と。

余りにも王道展開過ぎてツッコミ入れる場所もねーわなw
あ、1つだけ敢えて意地悪な事言うと…遙が筋トレしまくるシーンが何度も挿入されてるんだけど、全部ちゃんと別撮りしてんの?わかんないけど少なくともスクリーン上で観ている限りは同じ動画の使い回しにしか見えなかった。だから筋トレシーンが観ててダレる。演技の問題じゃなくてこれは演出の問題だろうな。

競技カヌーって所謂観光用の誰でも乗れるカヌーとは全然形状が違うんだよね。すっごく細くて長い。だからただ乗るだけでもバランス取るのが相当大変だろうと思う。
中条あやみさんは本作の為に相当厳しい訓練を積んだんじゃないだろうかと思いますね。ちゃんと乗りこなしていて凄いなあと思いましたよ。
筋トレも本当にかなりやり込んだだろうと思う。細くてモデルさん体型だけど、それでも上腕二頭筋とか胸筋に綺麗に筋肉乗ってたしね。
後、泣きの演技が上手だったかな。ガチ泣きしてもお顔が整ってるのは流石だな。世の中の殆どのオンナは泣くと不細工化すっからなw

と、まあそんな感じで。こーゆー「スポ根王道系」ってダメ出し出来ませんよね。実際に頑張っているアスリートさんが沢山いるんだもん。
来年、オリンピック出来るのかなぁ?そりゃコロナの事考えたら「出来る訳ねーだろ。とっとと止めろ」って言う人が沢山いるのは分かってるけどさ…
でもアスリートさん達の気持ち考えたらオリンピックが無くなるのは本当に辛い事だと思うんだよな。
1年ブランクがあるだけでも現役ピークを過ぎちゃう人だって居るだろうし。皆オリンピック本番に合わせて必死に身体作ってるんだもんね。出来れば開催してあげて欲しいな。

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