「ベロゴリア戦記 第一章:異世界の王国と魔法の剣」
ディズニー・ロシア制作のファンアジーアクションアドベンチャー大作シリーズ第一作、だそうだ!
もう色々ツッコミ入れたくてウズウズするんですけどー、とりあえず本作の予告編とか一切観た事がなくて、たまたま「暇だから何か映画観ようかなー」ってご近所映画館のタイムスケジュール片っ端から調べてたら本作を見つけた、という訳でして。
あらすじ
口先だけで世間を渡ってきたイワン(ヴィクトル・ホーリニャク)は、魔術も使えないのに魔術師としてテレビ番組に出演する。ある日、うそがばれて追われた彼は、プールのウォータースライダーに逃げ込むが、気がつくと見知らぬ世界、ベロゴリア王国が目の前に広がっていた。そこに現れたある老人がイワンに彼がこの王国で生まれ、伝説の戦死イリヤが人間界に隠した息子であることを告げる。(Yahoo!Movieから丸パク)
先ず、「ディズニー・ロシア」ってのがあるんですね!そんな事すら知りませんでした。^^;
日本でもたまにディズニー配給付く作品あると思うけど、思いっきりあのディズニーのお城のロゴから始まるって事はないじゃない?本作ガチガチのディズニーでしたよ。
一応ロシア/アメリカ合作という体ですが、出演されてる役者さんも監督さんも制作もほぼほぼALLロシアみたい。うーんこのパターン初めてかもー。
そしてポスター等にもデカデカと書かれた「アクションアドベンチャー超大作!シリーズ第一弾」のPOPがw
この海のモノとも山のモノとも知れない、世界興収どんなもんになるのか予想も付かないいかにも香ばしい感じの(コラコラ)作品がいきなりシリーズ化決定してて観る前から超大作扱いというのがもうどこからどうツッコミ入れていいんだか苦笑の嵐しか巻き起こらないというな。
そんな訳で本作ですが。
ザックリで言うと、最近WEBコミックでよくみかける「異世界モノ」ジャンルの色んなパターンを切り貼りしてる、って感じ。日本の同人コミックにありそうな感じ。
だからという訳でもないけど、実はそんなに取っかかり難い訳でもなく、むしろ割と世界観とかすんなり理解出来るんだな。
主人公のイワンは孤児の施設育ちで家族愛とかに飢えてるタイプ。で、ハッタリかましまくっててお調子者でやる事なす事周囲の足引っ張るばっかりで若干イラつくヤツw
何がきっかけなんだかよく分からないけどある時現実界から異世界の「ベロゴリア王国」にすっ飛ばされて来て、とりあえず知らないジジイが近寄ってきてイワンは元々この王国の人間で、英雄イリヤの息子なんだとかイリヤの形見の指輪持っとけだとか「異世界での立ち位置」辺りをレクチャーされて放り出されて後はとっ捕まったり逃げ出したりして冒険していく訳ですわ。
ちょっと面白いなーと思ったのがさ、このベロゴリアという国の今までの生い立ちっつーか今どういう状況になってるのかとかの詳しいレクチャーを主人公のイワンは地下牢で出会った本来だったら悪玉側の人に教えて貰っていて、更にはその悪玉が仲間の手引きで脱獄する際には「俺も連れてってー!」って悪玉側に着いてくんですわなw
ディズニーの話にしちゃーちょっとひねくれ過ぎてないか?と思うんですが、本作全体的な雰囲気が本当に「ディズニーっぽくない」んだな。
あと、色々設定がガバガバw
まずもってイワンの父親「イリヤ」という人物がこの王国内でどういう権力を持ったどういう人物なのか今一つ分からない。
どうやらめちゃ強い戦士だった、という事は分かるんですが、例えばですがイワン達(というか悪玉ご一行)は伝説の剣探しの旅に出る訳ですが、伝説の剣はイリヤ一族の人間にしか探す事が出来ない、更にはイリヤ一族以外の人間がその剣に触ると一瞬で死んでしまう、という謎情報が話が大分進んでから「アナタそんな事も知らされてなかったの!?」と当たり前の常識のように語られます。イワンも驚いていましたが観てるコッチも「聞いてねーわ」ですよw
つーかイリヤはただの戦士って訳じゃないの?一体どういう一族やねん!と脳内モヤモヤ。
それからあの小屋に鳥獣の足みたいなのが付いたヤツ、あれは「生き物」なんですか「建物」なんですか「乗り物」なんですか???
そもそもが映画冒頭から白いフクロウが飛んでくるから「まさかのハwwwリwwwポwwwタwww」と思ったら、それが弩級のヒールだったという(爆笑)
まあ色々と設定が煮詰められてないのかそれとも説明不足が過ぎるのか、とにかくそんな感じで本筋の内容が分からないという事はありませんがもう1つ詰めが甘い感じ。
ま、そういう重箱の隅つつくような事しなければ、実はそこそこ楽しめる作品になっていたと思いますね。
主人公とヒロインのロマンスあり、ハラハラドキドキのバトルシーンもあり、ふんわり友情を感じさせるシーンもあり、愛と友情と成長付冒険活劇!の体になってます。
何にしろ、この全く無名の(ごめん自分が知らないだけで世界的名優揃いなのかもしれません!)役者集めて作っていきなり「超大作シリーズ」呼ばわりした挙げ句に既にちゃんと2作目が出来上がっててどうやら日本では第二弾が2日後(12月3日)全国公開らしいんです!展開早過ぎるぅ~^^;
て言うかー。本作ロシアでは2017年に公開になってるらしい。コロナ禍のせいなのか?それにしては日本公開に4年も掛かってるとはこれ如何に(謎)
もうこうなったら2作目も観に行くしかないな!いや結構楽しかったよマジでw
ディズニー・ロシア制作のファンアジーアクションアドベンチャー大作シリーズ第一作、だそうだ!
もう色々ツッコミ入れたくてウズウズするんですけどー、とりあえず本作の予告編とか一切観た事がなくて、たまたま「暇だから何か映画観ようかなー」ってご近所映画館のタイムスケジュール片っ端から調べてたら本作を見つけた、という訳でして。
あらすじ
口先だけで世間を渡ってきたイワン(ヴィクトル・ホーリニャク)は、魔術も使えないのに魔術師としてテレビ番組に出演する。ある日、うそがばれて追われた彼は、プールのウォータースライダーに逃げ込むが、気がつくと見知らぬ世界、ベロゴリア王国が目の前に広がっていた。そこに現れたある老人がイワンに彼がこの王国で生まれ、伝説の戦死イリヤが人間界に隠した息子であることを告げる。(Yahoo!Movieから丸パク)
先ず、「ディズニー・ロシア」ってのがあるんですね!そんな事すら知りませんでした。^^;
日本でもたまにディズニー配給付く作品あると思うけど、思いっきりあのディズニーのお城のロゴから始まるって事はないじゃない?本作ガチガチのディズニーでしたよ。
一応ロシア/アメリカ合作という体ですが、出演されてる役者さんも監督さんも制作もほぼほぼALLロシアみたい。うーんこのパターン初めてかもー。
そしてポスター等にもデカデカと書かれた「アクションアドベンチャー超大作!シリーズ第一弾」のPOPがw
この海のモノとも山のモノとも知れない、世界興収どんなもんになるのか予想も付かないいかにも香ばしい感じの(コラコラ)作品がいきなりシリーズ化決定してて観る前から超大作扱いというのがもうどこからどうツッコミ入れていいんだか苦笑の嵐しか巻き起こらないというな。
そんな訳で本作ですが。
ザックリで言うと、最近WEBコミックでよくみかける「異世界モノ」ジャンルの色んなパターンを切り貼りしてる、って感じ。日本の同人コミックにありそうな感じ。
だからという訳でもないけど、実はそんなに取っかかり難い訳でもなく、むしろ割と世界観とかすんなり理解出来るんだな。
主人公のイワンは孤児の施設育ちで家族愛とかに飢えてるタイプ。で、ハッタリかましまくっててお調子者でやる事なす事周囲の足引っ張るばっかりで若干イラつくヤツw
何がきっかけなんだかよく分からないけどある時現実界から異世界の「ベロゴリア王国」にすっ飛ばされて来て、とりあえず知らないジジイが近寄ってきてイワンは元々この王国の人間で、英雄イリヤの息子なんだとかイリヤの形見の指輪持っとけだとか「異世界での立ち位置」辺りをレクチャーされて放り出されて後はとっ捕まったり逃げ出したりして冒険していく訳ですわ。
ちょっと面白いなーと思ったのがさ、このベロゴリアという国の今までの生い立ちっつーか今どういう状況になってるのかとかの詳しいレクチャーを主人公のイワンは地下牢で出会った本来だったら悪玉側の人に教えて貰っていて、更にはその悪玉が仲間の手引きで脱獄する際には「俺も連れてってー!」って悪玉側に着いてくんですわなw
ディズニーの話にしちゃーちょっとひねくれ過ぎてないか?と思うんですが、本作全体的な雰囲気が本当に「ディズニーっぽくない」んだな。
あと、色々設定がガバガバw
まずもってイワンの父親「イリヤ」という人物がこの王国内でどういう権力を持ったどういう人物なのか今一つ分からない。
どうやらめちゃ強い戦士だった、という事は分かるんですが、例えばですがイワン達(というか悪玉ご一行)は伝説の剣探しの旅に出る訳ですが、伝説の剣はイリヤ一族の人間にしか探す事が出来ない、更にはイリヤ一族以外の人間がその剣に触ると一瞬で死んでしまう、という謎情報が話が大分進んでから「アナタそんな事も知らされてなかったの!?」と当たり前の常識のように語られます。イワンも驚いていましたが観てるコッチも「聞いてねーわ」ですよw
つーかイリヤはただの戦士って訳じゃないの?一体どういう一族やねん!と脳内モヤモヤ。
それからあの小屋に鳥獣の足みたいなのが付いたヤツ、あれは「生き物」なんですか「建物」なんですか「乗り物」なんですか???
そもそもが映画冒頭から白いフクロウが飛んでくるから「まさかのハwwwリwwwポwwwタwww」と思ったら、それが弩級のヒールだったという(爆笑)
まあ色々と設定が煮詰められてないのかそれとも説明不足が過ぎるのか、とにかくそんな感じで本筋の内容が分からないという事はありませんがもう1つ詰めが甘い感じ。
ま、そういう重箱の隅つつくような事しなければ、実はそこそこ楽しめる作品になっていたと思いますね。
主人公とヒロインのロマンスあり、ハラハラドキドキのバトルシーンもあり、ふんわり友情を感じさせるシーンもあり、愛と友情と成長付冒険活劇!の体になってます。
何にしろ、この全く無名の(ごめん自分が知らないだけで世界的名優揃いなのかもしれません!)役者集めて作っていきなり「超大作シリーズ」呼ばわりした挙げ句に既にちゃんと2作目が出来上がっててどうやら日本では第二弾が2日後(12月3日)全国公開らしいんです!展開早過ぎるぅ~^^;
て言うかー。本作ロシアでは2017年に公開になってるらしい。コロナ禍のせいなのか?それにしては日本公開に4年も掛かってるとはこれ如何に(謎)
もうこうなったら2作目も観に行くしかないな!いや結構楽しかったよマジでw
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