事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

鎌倉殿の13人 第2回「佐殿(すけどの)の腹」

2022-01-16 | 大河ドラマ

第1回「大いなる小競り合い」はこちら

少なくとも前半における三谷幸喜の“腹”はわかった。陰惨な出来事をコミカルに語ることで、物語にみんなを引き入れようと。

最初から引き入れられているわたしはともかく、妻も正座しながらこの第2回を観て笑い転げています。わたしは今週も6時と8時で2回観てしまいました。面白すぎる!

でも不満を抱えている人も多い。

「鎌倉武士たちが優しすぎるかなあ。田舎の、現状に不満たらたらの若者たちですよ! 不良軍団ですよ!」

「正直、この役では大泉洋には演じていただきたくなかった!史実でもあまり長い出番ではないはずだし、こんな頼朝なんかウざい!」

「私も新しい大河を楽しみにしていましたが、軽い感じはちょっと苦手です。やっぱり正統派というか、普通の(?)がいいです。」

もっと過激な表現も(笑)。しかし朝からまたしても庭の雪を一輪車で川に捨てに行きながら「あー今夜は鎌倉殿の13人があるんだあ」とわたしはテンションが高くなっている。こんなに楽しい大河って久しぶりじゃないか。

同時期をあつかった「草燃える」を観ていなかったので、これからこのドラマがどうなっていくのか、肝心なところはさっぱり。

三谷幸喜はこのドラマをサザエさんになぞらえている

マスオさん(大泉洋)がサザエ(小池栄子)に近づいたのは、波平(坂東彌十郎)の庇護が必要だったからなのがまさかの第2回で明かされている。しかもあの新垣結衣との関係も計算づくだったと。

こうなるとフネ(宮沢りえ)がどのような役割を果たすのか、カツオ(小栗旬)はどうするのか、皮肉なワカメちゃん(宮澤エマ)はどうぞこのままでいて。ああこのキャストで本当にサザエさんをやってほしい(笑)。

第3回「挙兵は慎重に」につづく

コメント (3)
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