「ヒッチハイク」篇はこちら。
「プライベート・スクール」
「プライベート・レッスン」
「課外授業」
原題はそれぞれ
Private School
Private Lessons
The Private Lesson
んもう何が何やら。
だいたい、いい年をしてどうしてこんなお色気映画を観たかというと、始まりはフィービー・ケイツだったの。というのも、映画秘宝という(いろいろあって)もうなくなった雑誌のムック「オールタイムベスト10」を読んでいた結果(だから「まぼろしの市街戦」「ザ・クラッカー」などというマニアックな作品を観ることになった)。
で、ライターたちが自分の大好きな男優女優を紹介するんだけど、女優のトップは「怒りのデスロード」のシャーリーズ・セロン。まあ、あそこはそういう雑誌ですから。
そして、意外に人気だったのが往時のアイドル、フィービー・ケイツだった。西洋と東洋が絶妙に混じりあった美貌で、日本でも大人気。加えて脱ぎっぷりもいいとくれば……現在はケビン・クラインの奥さん。いいなあ、うちに帰るとフィービー・ケイツがいるんだよ。
で、「プライベート・スクール」共演はマシュー・モディーン。「フルメタル・ジャケット」で主演した彼の、ほとんどデビュー作。そしてなんとこの映画にはシルビア・クリステルがチョイ役で出ているのでした。
ということで「プライベート・レッスン」に進み、こうなったら、とキャロル・ベイカーの「課外授業」まで見てしまったと。
そしてわたしはつくづくと思った。公開当時は盛大にぼかしが入っていただろうけれど、いまやDVD映像ですらヘア出まくり。ああ若いころのわたしに見せてやりたかった。でもきっとキャロル・ベイカーの“あれ”はきっと代役のだよね。
その15「プレタポルテ」につづく。