二段組400ページj超。デッドプールのクリエイターだけにジョークやワイズクラックの連発で面白いのだけど、結局読み終えるのに10日もかかってしまいました。
5人目の子どもを妊娠中で、非常にふくよかな(笑)ユダヤ人元FBIプロファイラーと、落ち目の中国系新聞記者がタッグを組んで(というわけでもないか)インド人青年が射殺された事件と、郊外の宅地に人間の骨が埋められていた事件に挑んでいく。
自分が優秀であることを承知しながら、子どもの世話のために事件に十分に取り組めない主婦という造型はうまい。アメリカの郊外は、農業者としてイギリスとドイツの白人が入植していたのに、そこへインド系や中国系が進出しているというのがストーリーの核。テーマはわりにシリアスです。