「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」のストーリーにほとんどふれないでしまったけれど、だいじょうぶ。だってこの「ロックンローラ」と構造がまったくいっしょだから。
・チンピラたちが悪ボスの奸計にはまり、その指令に従わざるをえなくなる
・まわりまわってチンピラたちの動きは、そのボスにとって都合の悪いものになっていく
・ボス激怒
・非常に癖の強いヒットマン登場
・それぞれの思惑がからまり合って状況は混迷
・意味のないシーンの意味のない登場人物の意味のない行動と思われていたものがきっかけとなって状況激変
・思わずにやりと笑いたくなる形でエンディング
明らかにクエンティン・タランティーノの影響下にある演出法だし、宮藤官九郎との共通点も多い。タランティーノとクドカン好きなわたしがガイ・リッチーを好きになれないはずがない。
ジェラルド・バトラー、トム・ハーディ、マーク・ストロング、タンディ・ニュートンなど、出演陣はすっかり豪華になっています。
またしても音楽はかっこよくて、クラッシュやルー・リードの曲などが使われています。さてお次はいよいよ「スナッチ」を特集。
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