非ミステリ篇はこちら。
2019年の邦画興行収入トップテンは以下の通り。単位は億円。
1 天気の子 140.6 東宝
2 名探偵コナン 紺青の拳(フィスト) 93.7 東宝
3 キングダム 57.3 東宝/SPE
4 劇場版「ONE PIECE STAMPEDE」 55.5 東映
5 映画ドラえもん のび太の月面探査記 50.2 東宝
6 マスカレード・ホテル 46.4 東宝
7 ドラゴンボール超 ブロリー 40.0 東映
8 翔んで埼玉 37.6 東映
9 記憶にございません! 36.4 東宝
10 ミュウツーの逆襲 EVOLUTION 29.8 東宝
……東宝が圧倒的なのは例年どおり。でも東映もアニメで健闘しているし、松竹も10億以上のヒットにめぐまれた一年だった。
誰もが驚いたヒットは「翔んで埼玉」だろう。わたしだって驚いた。TVのオンエアでも高視聴率だったようだし、このテのコメディに潜在的な需要があったわけだ。でも、単純にシリーズ化すればいいというものでもないし(「続・翔んで埼玉」ができたとしてもわたしはお金を払うつもりはない)、各社とも考えてはいるだろうがむずかしい路線だろうな。
「天気の子」の140億はほんとうにりっぱだと思う。前作に及ばないとは言っても、これだけの数字はなかなか出せるものではない。
残念なのは洋画配給会社や独立系の大ヒットが「キングダム」だけだったこと。去年の「万引き家族」「カメラを止めるな!」の再現はならかった。
さて、おそらく現在水面下で行われているのは「鬼滅の刃」の争奪戦だろう……うわ、もう製作中でしたか!さすが商売人!
洋画興行収入篇につづく。
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