GOLGOLGO 牛乳早飲み
第4回はこちら。
ぎっくり腰の激痛に耐えながら鑑賞しております。
今回のタイトルは“つたにからまるいんがのつる”と読むようです。蔦重と唐丸少年の因果がからまっていることを一発で予言。タイトルをつけるのもたいへんだ(楽しんでいるのかもしれないけれども)。絵の才能のある唐丸が、のちの有名絵師になることも予言されているような。
「謎の絵師として売り出す」
と蔦重は言うが、謎の絵師としてしか売り出せない展開なのかもしれない。
ここで思い出すのが島田荘司の「閉じた国の幻」だ。あの絵師の正体が実は……な展開と、今回の田沼意次と平賀源内の開国論はつながっている。
里見浩太朗登場。
この人ほど時代劇が似合う俳優もめずらしい。水戸黄門ものでは光圀と助さん格さんの全キャラを演じた唯一の人だとか。わたしの世代では長七郎だけれど、若い人たちには「リーガルハイ」の服部さんなのだろう。
安田顕があいかわらずいい。ひょうひょうとした平賀源内をみごとに体現している。「水曜どうでしょう」で牛乳を噴き出していた面影はもうないけれど、あれを経過したからこそ「俳優 亀岡拓次」や源内の味に到達できたのだろう。
「なんかこの大河、面白いね」
「そうねえ」
妻も賛同してくれています。日曜夜が楽しみだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます