去年はテレビドラマのDVDをたくさん見ることになった。
「重版出来!」「掟上今日子の備忘録」「アンナチュラル」(いま、妻が夢中で見ています)「獣になれないわたしたち」「コタキ兄弟と四苦八苦」の野木亜紀子。
「東京バンドワゴン」「この声をきみに」の大森美香(なんといっても青天を衝けの人なわけだが)などの、女性脚本家の作品が特にすばらしかったから。
ただ、さすがにコンプリートできずにギブアップする作品もあった。正直に言うと「空飛ぶ広報室」と「ルパンの娘」。
どちらも、「あ、これはわたし向きじゃない」と1枚目でギブ。
特に「ルパンの娘」は、横関大の原作は楽しめたし、なにより主演がわたしの深田恭子なのである。
いいですか、だいじなことなのでまた言いますけど、わたしの深田恭子なんです。適応障害の時は本気で心配したんだよ。
くわえてその深キョンが網タイツ&ボンデージファッションで登場……そんなサービスショットが満載でもギブ。
しかも母親が小沢真珠で兄が栗原類というわたし好みのキャスティングだったのに。
そ・れ・で・も、ダメでした。緩さの方向性が違うというか。
この「ルパンの絆」も、ちょっとどうかなあと思うような展開。だってこのシリーズのメインロールであるはずの三雲華が、ほとんど最後まで何もしないでおたついてばかりなのである。弱っちい母親であるだけ。
新キャラを次々に注入してきた横関にとって、これは計算違いだったんじゃないかなあ。シリーズ最終作になるという噂もあったけど、終われないですよねこれでは。公務員出身作家をわたしは応援してるんだけど。
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