事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

今月の名言2020年6月号PART3 天才

2020-07-02 | スポーツ

PART2「狂犬」はこちら

ああプロ野球が始まってうれしいな。でもおかげで見ながら気を失うことが多く、アップが遅れ気味。本日はふたりの天才のことを。

「落合さんのフリーバッティング中に、私が適当な位置でグラブを構えるんです。すると、彼は3球以内で、ズバッとグラブの中に打球を放り込んでみせる。構える場所を変えても同じ。ドンピシャの所に打ち込んで、『ヘッヘッヘ』と笑っている。天才というのは、この人のためにある言葉なのだと思いました」

落合と二遊間を組んでいた水上の発言。愛甲も証言する。

「ベンチで稲尾さんとオチさんはいつも隣に座っていてね。大事な場面で稲尾さんが『おいオチ、そろそろ頼むわ』なんて言うと、オチさんが『わかりました』と立ち上がり、ポーンと一発打って帰ってくる。ドラマのような場面を、何度も目にしました」

1985年の落合博満がいかに凄かったか。Wikipediaで調べてみよう。

打率.367、本塁打52、打点146の成績で2度目の三冠王。打率.367は当時の右打者歴代最高打率記録、52本塁打は当時のパ・リーグタイ記録、146打点は現在もパ・リーグ記録。またこの年は日本記録となる得点圏打率.492(122打数60安打16本塁打98打点)を記録した。また、シーズン52本塁打は日本出身で日本国籍の選手における最多記録である。

……すごいな(笑)。さて、ピッチャーの方も忘れてはいけない人が。

「びっくりしたのは、オールスターに一緒に出て、僕はトレーナールームでマッサージしてたんですよ。江川が“掛布”って言うから“なんだ?”って言ったら、“プロの打者ってすごいよな。だって俺のボール当てるぜ”って。お前何言ってんだって」

なに言ってんだ(笑)。でも、アマチュア時代の江川卓、特に甲子園での凄みはわたしたちの世代はよくおぼえている。だってバットに当てられないんだから。嗚呼あの広島商業戦、雨さえ降っていなかったら……

2020年7月号「第1号」につづく


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